2016Q3でiPad Proが営業収入を稼ぎ、iPad Air 2とiPad mini 4の収益減を補填か

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世界中を見渡しても、iPadは今でも最も売れているタブレットコンピュータだ。以前よりはシェアが下がってきてはいるものの、現在も最も売れている”タブレットデバイスの1つ”ではなく、間違いなく”タブレットデバイスの中で単独1位”の製品であるといえる。

iPadはシェア21.5%で市場シェアトップ、ただしiPad Air 2とiPad mini 2が売れ筋

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IDCの最新の調査結果によれば、iPadは今年Q3(7〜9月)も世界のタブレットデバイスのマーケットを支配しており、その出荷台数はiPad930万台で、市場シェアは21.5%だ。ただ、関連のデータを見る限り、販売台数が最も多いiPadシリーズの製品は、Appleが満を持してリリースしたiPad Proではなく、iPad Air 2とiPad mini 4であることがわかる。

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iPad Proはそれほど売れず?

Appleは立て続けに2種類のiPad Pro(9.7インチと12.9インチ)をリリースした。AppleはiPadがもっとプロ向けになり、性能が抜きんでているiPad Proが重いノートパソコンの代わりになることを望んでいたようだ。しかし、現在のところユーザ達は価格がもっと安いiPad製品を好むという傾向があるようだ。

iPad Air 2とiPad mini 4は、今年のQ3でAppleのタブレットデバイス(すなわちiPad)の出荷量の3分の2を占めた。しかしそれとは他のデータがもっと注目に値する。それはiPadがもたらした営業収入が昨年同期比に比べてもほぼ平行線だったということで、つまりiPad Proはその比較的高く設定された価格によって、その他のiPadの収入が下がった分の補填をした、と考えられるのだ。

 

Appleはオプション製品でも莫大な収入が

iPad Pro本体だけでなく、Appleはそのオプション製品”Apple Pencil(アップルペンシル)”や”Smart Keyboard(スマートキーボード)”が同様に多くの消費者の支持を得ており、そのような周辺機器の販売でもAppleは少なくない収益を得ていると思われる。

 

新型iPad Proの発表はいつ?

現在のところ、次世代iPad Proの噂は殆どない状態だが、IDCは新型iPad Proは恐らく2017年前半にはリリースされないのではないかと予測している。もちろん真相は神とApple(とそのサプライヤー)のみぞ知る。。

記事は以上。

(記事情報元:MacRumors

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