英国からのクレームが原因で、AppleがSafari公式サイトの文言を修正

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Appleが今週木曜日、公式サイトのSafariのページの文字表記を変更していたことがわかった。

▼Old

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例えば、あなたを追跡しない検索エンジン「DuckDuckGo」をオプションとして内蔵したブラウザはSafariだけです。

引用元:Apple OS X Safari – Web魚拓(2015年11月5日版)

▼New

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例えば、インターネットを検索する際には、あなたを追跡しない検索エンジン「DuckDuckGo」を内蔵オプションとして選ぶこともできます

引用元:Apple Safari

Appleはこの文章を2014年10月にオフィシャルサイトに追加してから、ずっとこの表記を保っていたのを、アメリカ時間木曜日にようやく修正した形となった。

Appleが突然表記を変更した理由は、実はイギリスの広告基準局(ASA)から広告にミスリードがあるというクレームがあったため、それに答えたものとみられている。2012年からはTor、2014年11月からはFirefoxがそれぞれDuckDuckGoを既に内部設定オプションで選ぶことができたからだ。

現在アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、シンガポールなど英語圏のAppleのオフィシャルサイトでは表記が修正されているほか、上記の通り日本のサイトでも、また中国語のサイトでも変更されている。

AppleとASAの間の”エピソード”との間の”物語”は、今回に始まったことではない。2008年には、iPhoneのテレビ広告がイギリス広告基準局(ASA)によって放映が禁止されたこともあるらしい。

ちなみにOS X Safariの検索エンジンをDuckDuckGoへ変更するには、Safariを起動して、左上のメニューからSafari>環境設定で開いたウインドウで、検索タブ>検索エンジンのプルダウンメニューからDuckDuckGoを選択すればOKだ。

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このDuckDuckGoではユーザ情報が追跡されないため、パーソナライズされた検索では使えないかもしれないが、追跡されないということでセキュリティやプライバシー的には安心だろう。

記事は以上。

(記事情報元:MacRumors

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