新型MacBook Proのおかげ?Appleの世界ノートPC市場でのシェア率が来年上昇か

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マーケティング機構のTrendForceによる最新のデータによると、2016年の世界ノートブック型コンピュータ市場は景気がいいとはいえない状態で、昨年に比べて世界の出荷台数は4%ダウンする見込みで、台数は約1億5790台になると予測されている。しかしその中には例外も存在するものだ。AppleのMacBookなどはいい例かもしれない。

Apple、新型MacBook Proのおかげで来年はシェア上昇予測

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TrendForceの見積りでは、先月発表されたあの”Touch Bar(タッチバー)”が目玉機能として追加された新型MacBook Proの影響で、AppleのノートPC市場でのシェア率は、2017年には今年の7.9%から8.3%に上昇するとみられている。

 

液晶ディスプレイの構造上の供給不足も追い風に

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アナリストは、来年の液晶ディスプレイ市場は業界構造上の理由による供給不足に陥るとみており、高解像度でTwisted Nematic(TN)の主流サイズのノートPC用ディスプレイの出荷量は2016年に比べ10%減少すると分析している。

しかしAppleは将来的に液晶ディスプレイの構造的な供給不足の影響を受けないとみられる。というのも、やはり液晶ディスプレイの主な顧客はMicrosoft(マイクロソフト)で、そのためMicrosoftは2017年のノートPC市場でシェアが下がる可能性がある。なお、Chrome OSを搭載したChrome Bookについては2017年には更にシェアを伸ばすと分析されている。

 

ノートPC市場全体は継続して低迷中

ただ、ここ2年ほどで、世界のノートPC市場の出荷台数は減少している。原因はiPadやiPhone(Plusサイズ)などのタブレット・ファブレットデバイスがますます高性能化してノートPCに置き換わる存在になってきているためなのは明らかだ。

記事は以上。

(記事情報元:TrendForce

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