Appleの共同創業者、故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)にはリサ(Lisa)という娘がいたことは有名で、その名前がApple Computerがかつて販売していた、Macintosh(現在のMac)の前身となった、世界で初めてマウスが標準配置されたパーソナルコンピュータにつけられたこともAppleファンにはよく知られていることです。そのリサが自叙伝”Small Fry”を出版準備中であることは当ブログでも以前お知らせしたとおりです。
そして昨日、その自叙伝が予約販売を開始されました。出版はVanity Fairからとなっています。表紙は非常にアーティスティックになっていますね。母親が芸術家であったことも関係しているでしょうか。
リサ・ブレナン・ジョブズの自叙伝で語られる父親スティーブ・ジョブズ
自叙伝”Small Fry”では、以下のような父親スティーブ・ジョブズとの短い間の思い出やエピソードも語られています。
- スティーブ・ジョブズの死の3ヶ月前に、ジョブズの家から歯磨きや歯ブラシ、スリッパ、変色した枕カバーなど他愛もないものを盗み出したこと
- ジョブズの死の数ヶ月前から、チベット僧Segyu Rinpocheがジョブズと同行していたこと
- スティーブ・ジョブズはポルシェにちょっとでも傷が付くとすぐに新品に乗り換えていたこと
- スティーブ・ジョブズとの子供の頃の思い出は何回かスケートに行ったことくらいで、服や自転車など他の人が普通に父親から買ってもらえる物は買ってもらったことがないこと(その後、高校卒業後に父母の仲が悪くなった後、リサは父親のジョブズと一緒に生活することを選んでいます)
ジョブズはリサを産んだ母親、クリスアン・ブレナンとは別れ、なかなかリサを認知しなかったことは有名です。しかしその後認知して謝罪をし、色々なところにリサを連れて行っていたことが知られていますが、リサにとってジョブズは気難しい父親で、常に批判的で冷たく、何を考えているかわからない人だったという印象だったようです。
当ブログでもスティーブ・ジョブズの家族(主に子供)について書いた人気記事がありますのでぜひご覧ください。
リサ・ブレナン・ジョブズの自叙伝”Small Fry”はAmazonで予約可能
リサ・ブレナン・ジョブズの自叙伝”Small Fry”はAmazonで予約が可能です。全編英語ですが、スティーブ・ジョブズマニアとしては必読の本になるでしょうね。発売は9月からのようです。
現在のリサ・ブレナン・ジョブズ
ちなみにリサ・ブレナン・ジョブズは2000年にハーバード大学を卒業し、現在は文筆家・ライターとして活躍しています。顔に父親の面影が確かにありますね。
記事は以上です。
(記事情報元:iDownload Blog)