9.7インチのiPad Proに比べ、12.9インチのiPad Proはシルバー・スペースグレイ・ゴールドの3種類しか選択肢がない(9.7インチiPad Proにはローズゴールドがある)。もしあなたがスペシャルバージョンの12.9インチのiPad Proが欲しいと思ったら、どんな色を選ぶだろうか?
Wallpaperの報道によると、Appleのデザイン部門のトップ、ジョニー・アイブ (Jony Ive、Jonathan Ive)CDOが率いるデザインチームは唯一無二の12.9インチiPad Pro及びiPad Pro Smart CoverとApple Pencilをデザインするようで、これらの製品はオークションにかけられ、ロンドンのデザイン博物館の運営経費の一部に当てられるという。
この独特なiPad Proは、表面に陽極酸化処理が施されたあとにブライトイエロー色に塗装され、ゴールド版に比べてもこのスペシャルバージョンの方がより明るい色だという。
Appleに入社する以前に、ジョニー・アイブは1990年にデザイン博物館で自らデザインした携帯電話のプロトタイプを展示したことがあり、またApple入社後も、この博物館の初めての”年度代表デザイナー”に2003年に選ばれている(iMacによって受賞)。この博物館をサポートするために、ジョニー・アイブとそのデザイングループはスペシャルバージョンのiPad Proを作るというわけだ。
このブライドイエロー色のiPad Pro以外にも、ブルーのフランス製の革で作られたSmart Cover、そしてイタリアの牛革で製造されたApple Pencilのケースも製造される。オークションのリストには、iPad Proの背面とSmart Coverにはどちらにも”Edition 1 of 1(たった1つだけ)”という文字が刻印されるという。
現在このiPad Proの価値はだいたい10000〜15000ポンド(約155万円〜232万円)とみられており、オークションは4月28日に開始されるという。
画蛇添足 One more thing…
中国深圳ではあっという間に、オークションよりも前にニセモノが出回りそうな予感。というより、既にこんな色のカスタマイズ用シャーシは見たことあるような。少なくともiPhoneのカスタムシャーシにはあったかと。笑
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