サムスンがまたiPhoneをディスる広告を2つ追加

投稿日 2018-08-12
著者 xiaolong
カテゴリー Apple関連ニュース
カテゴリー iPhone XS Max

サムスン（SAMSUNG）はこれまで”Ingenius”と題された、AppleのiPhone（主に最新機種のiPhone X）をディスりつつ、自社の昨日リリースされたばかりの最新機種Galaxy S9を推すための広告を出してきましたが、今回更に2つが追加されました。1つは”Power”、もう1つは”Pen”となっています。

1. Power

Galaxy S9がパワフルと言っていますが、日進月歩のこのハイテク業界で、1年近くリリース時期に差が付いた端末を持ち出してこっちの方がパワフルといわれても、当たり前じゃん、としか。。

ちなみに、CPUやGPUベンチマークテストで、iPhone XはGalaxy S9に勝っていることがわかっています。正直、パワーでも負けているGalaxy S9。。嘘はダメでしょ、嘘は。。しかもiPhone XのFace IDはサムスンを含む他のメーカーの何年も先を行っている技術です。認識率（誤認率の低さ）、速度、どちらもiPhone Xが勝っているのは明白です。まあ、確かにFaceTime 32人同時はプライベートではそんなに使わないと思いますけど、会社の会議などではいいんじゃないでしょうかね。

2. Pen

iPhoneはペンが使えないことを指摘されていますが、私がGeniusだったら、「あの偉大なスティーブ・ジョブズのこだわりですね」と一蹴すると思います。「街を歩いてスマホを使っている時にペンなんか使いますか？なくすかもしれないようなスタイラスペンを。使うならそういうシチュエーション向きのiPad Proか最新のiPadをご検討ください」とも付け加えると思います。

いずれも的外れな指摘。。しかしもっと悲しいのは消費者があまりGalaxy S9に期待していないこと

これまでサムスンが公開した”Ingenius”動画CMは、どれも購入の決定的なポイントにならないと思われる的外れな指摘と、後出しでやっているからできていることを自慢されても、というようなツッコミを入れたい広告だらけなのですが、一番悲しいことはこんな比較CMという手段に必死で打って出ても、消費者には殆ど注目されていないという現実があります。