これはすごい!
当ブログでもたびたび紹介している、世界最大の電子機器市場、中国広東省深圳市(香港の隣)にある華強北市場(华强北市场)。
ここには本当に何でもあり、正にワンダーランドという形容詞がぴったりあてはまる。電子部品から完成品まで、そしてモックからイミテーションまで、ないものはないというくらいに揃っており、電気製品とその周辺グッズ好きな人ならすっかりはまってしまうことはお墨付きだ。しかも値段も非常に安い。
さてこの華強北市場の中でiPhoneなどスマートフォンやタブレットデバイスの修理屋を経営している中国人の友人から、衝撃的な画像が送られてきたのでご紹介したい。
今回のは滅多なことでは驚かないその友人もびっくりの、凄まじいほどの傑作だ!!
なんとiPhone6をiPhone6sに改造した、スーパーカスタマイズモデルが見つかったというのだ!
それがこの衝撃画像。
シャーシと液晶のみiPhone6 Plusのものを使用、あとの中身はほぼiPhone6のものを使っているという。
Phone6は4.7インチ、iPhone6 Plusは5.5インチなので、当然中がこのようにスカスカになってしまうのは考えなくてもわかるだろう。。しかしこれで5.5インチのディスプレイにちゃんと出力できているかは不明。
そして下の部分の拡大がこちら。
バッテリーケーブルがぴよんと伸びているのが何とも。。そして抵抗もむき出しではんだ付けされているなど、危険きわまりない。
友人いわく、これまでiPhone5をiPhone5sに改造したモデルはよく見たことがあるという。確かに、華強北市場でも改造用のカスタムキットが普通に売っていたりする。
友人も警鐘を鳴らしているが、中国でiPhone6 Plusなど本来高額な製品を買うときには、不当に安いものには気をつけよう。
そしてもちろん中国だけでなく、日本でもヤフオクやフリマサイトなどで安いiPhoneを見つけたら要注意だ。こんなあっと驚くような改造がされていても、開けてみなければわからない。
また、そういったところで売られているものはアクティベーションロックがかかっていたりすることもある。
やはりiPhoneはApple Store直営店、或いはキャリア、大手家電量販店などAppleの正規販売・代理店で買うことを強くお勧めしたい。
そんなわけで、深圳・華強北のワンダーランドっぷりが少しでも理解いただけただろうか?
記事は以上。