Appleは本日未明、【iOS 10.2.1】のアップデートをリリースした。iOS 10.2(10.2.0)のリリースから約1ヶ月と11日ぶりのiOSのアップデートとなる。
iOS 10.2.1、アップデート内容
小数点二桁アップデートということで、今回のアップデートはバグの修正とセキュリティ問題の改善のみになっているようだ。
iOS 10.2 アップデート方法
OTAアップデート
オンラインで差分をダウンロードしてアップデートする方法。この方法が一番手軽だろう。設定>ソフトウェアアップデートから、以下のような画面が出たら【ダウンロードとインストール】をタップしてアップデートすればOK。
脱獄犯はアップデートを待て
毎度当然のことながら、脱獄犯(JBer、Jailbreaker、脱獄フリーク)な方々は、iOS 10.2.1へのアップデートは避けるべきだ。恐らくセキュリティコンテストなどで発見されAppleに報告されたiOS 10.2までのセキュリティホールがiOS 10.2.1で塞がれているはずで、ますます脱獄が難しくなっているからだ。
macOS Sierra 10.12.3、watchOS 3.1.3とtvOS 10.1.1のアップデートも同時リリース
そして最近は恒例となっているが、iOSのアップデートと同時にMac用OS【macOS Sierra 10.12.3】、Apple Watch用OS【watchOS 3.1.3】と、Apple TV 4G(第四世代)用OS【tvOS 10.1.1】もリリースされている。これらもかなりマイナーアップデートではあるが、該当している端末をお持ちの方はアップデートしておこう。
iOS 10.2.1オリジナルファームウェア(OFW、IPSW)のダウンロード
Apple公式のiOS 10.2のオリジナルファームウェア(OFW、IPSW)のダウンロードリンクは以下に端末の種類別にまとめてあるのでご活用ください(順次更新予定)。
使い方:OTAアップデートではなく、クリーンインストールやiTunesによる復元の際に、以前のiOSのSHSHが発行されていない限りは必ず最新のiOSにしなければならないが、先にローカルにダウンロードしておけば、毎回ダウンロードしなくてもいい上に時間節約になる。ダウンロードしたIPSWファイルを適用するには、iTunesの復元ボタンを、MacならOptionキー、WindowsならControlキーを押しながらクリックすると、ファイルの選択メニューが現れる。
記事は以上。