AmazonがRAW形式にも対応したプライム会員向け容量無制限フォトストレージ【プライム・フォト】サービスを開始した。
Amazonプライム会員は、iPhone・iPadなどiOSでは【Amazon Photos】アプリ、MacではSafari・Google Chrome・FireFox等のブラウザでプライム・フォトのページにアクセスするか、【Amazon Cloud Drive】をインストールすることで利用できる(MacやWindowsマシンからはブラウザでアクセスするのが手軽で容量もとらないのでベストかも)。
Googleも同様の容量無制限のサービス「Googleフォト」を先駆けて開始しているが、RAW形式には対応しておらず、RAW形式を保存するためには容量無制限でなくなり、容量を有料で買わなければならない。またAppleやDropboxのサービスは一定以上は容量制限があり基本的には有料だ。
Amazonプライムには他にもお急ぎ便・お届け日時指定便使い放題、プライム・ビデオ(映画のストリーミングサービス)、Prime Music(プライム・ミュージック、音楽ストリーミング・ダウンロードサービス)などの特典があることを考えると、これまでの全てのサービスを凌駕するコストパフォーマンスだ。
完全無料で使ってRAW形式の保存が必要ないなら(また敢えていえばアルバム自動整理機能が使いたければ)「Googleフォト」がいいかもしれないが、その他のAmazonのサービスを利用するならAmazonのプライム・フォトサービスを利用するのがいいだろう(両方使ってバックアップにしてもいいが)。年間3,980円という値段設定も非常にコスパが高い。私も早速使っている。
また現在Amazonでは2/14までにプライム・フォトで写真をアップロードすると抽選でカメラや10万円分のクーポンが当たるキャンペーンを実施中なので、特にプライム会員を持っている人は使わない手はないのではないかと。
なお、中国などネットワーク制限がかかっている国や地域でも、VPNを使うなどネットワーク制限回避(壁越え)をしなくてもAmazonプライム・フォトやAmazonクラウドドライブが問題なく使えることを当方で確認済だ。そもそも中国では遮断されているGoogleサービスや、非常にアクセス速度が遅くなってしまうAppleのサービスよりも、中国で使うのであればAmazonの方が断然いいと断言できる。ただ、もちろん有料なので加入は自己責任で。
画蛇添足 One more thing…
以前お急ぎ便等配送関係のサービスしかなかったAmazonプライムはそのサービス内容に比べればコスパが悪く、よくAmazonを買い物で利用する人以外にはメリットがほぼなく、また最初の無料キャンペーン期間をうたって強引に加入させられていて私も勝手にクレジットカードに請求が来ていたため、当ブログでは退会の方法まで案内していた。。
しかしAmazonプライム・ビデオ、プライム・ミュージックに続き今回プライム・フォトサービスが追加され、ますます立派にコスパが高いサービスに成長しているといえよう。
記事は以上。