WWDC17参加者の最年長は、何と日本人女性!82歳の元銀行員若宮正子さん(マーチャン)とは

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「やる気さえあれば、年齢なんか関係ない」。。こんな言葉がよく使われていますね。しかし実際に実行している人はどのくらいいるのでしょう?

Fortuneの報道によると、元銀行員の日本人で、82歳の若宮正子(わかみや・まさこ、Masako Wakamiya)さんが今年のAppleが主催するWWDC(Worldwide Developer Conference)の最年長の参加者になることがわかりました。

masako-wakamiya_若宮正子
若宮正子さん(マーチャン)

ハイ・シニアのデベロッパー、若宮正子さん(マーチャン)

若宮さんは、「マーチャン」という愛称でも知られています。若宮さんは60歳の時にコンピュータを使い始め、若者に受けているゲームはハイ・シニアには合わないと感じ、年寄りに合うモバイルゲームアプリを作っています。今年3月にもハイ・シニア向けゲーム≪hinadan(雛壇)≫をリリースしたばかりです。これは、雛祭りの際の正しい雛飾りの置き方をアプリでゲームとして学べるという内容のもので、ハイ・シニア達を惹きつけるために、非常に進行のテンポが遅いものとなっており、また文章の内容を読み上げる声も非常にスローなペースになっています。

hinadan-雛壇-アプリ

 

若宮さんのエクセルアートはマイクロソフトからも絶賛

また、エクセル(Excel)の塗りつぶしや罫線などを利用して模様を作る、エクセルアートなども作って、教材にしたりしています。このエクセルアートはマイクロソフトからも絶賛されています。若宮さんは英語も堪能で、海外にも自分の作品や教材を紹介しています。

若宮正子 エクセルアート

 

TEDにも出演して講演

なお、若宮さんは79歳の時にTEDでも講演をしています。ぜひこちらのYoutube動画をご覧ください。彼女の第二の人生について知ることができます。しかもオープニングは英語でやっています!同時通訳付なので、英語の内容もわかると思います。その後は日本語に切り替わりますので安心してください。

他にもTEDのサイトでは以下のような紹介のされ方をしています。

メロウ倶楽部エグゼクティブ

マーチャンこと若宮正子は、定年後にネットで会話を楽しもうと60歳よりパソコンを独習。1999年にシニア世代のサイト「メロウ倶楽部」の創設に参画した。戦中戦後を生きた人々の貴重な生の証言をデータベース化する「メロウ伝承館」を担当し、このプロジェクトが国連情報社会世界サミット大賞日本大会で最優秀賞を受賞。高齢者向けPC活用術として10年前に考案した「ExcelでArtを」はマイクロソフトから絶賛され、同社の公式コミュニティーの記事として寄稿されている。デジタルで創造する喜びを世界に伝えながら、本人も存分に楽しんでいる。

本当に面白いハイ・シニアの女性ですね!WWDCで更にすごいアプリの作り方を覚えて、人々をあっといわせるものを世に出してくれたらなあと期待しています。

 

番外編:WWDC17参加者の最年少は10歳の男の子

ちなみに今回のWWDC17の最年少の参加者は、オーストラリア・メルボルン出身の10歳の男の子、ユマ・ソエリアント(Yuma Soerianto)君です。

彼は6歳の時からプログラミングの勉強を始めたそうです。それからこれまでの4年でユマ君は既にApp Storeで4つのアプリを公開しており、そのうちの1つには子供のための天気予報アプリ、「Weather Duck」があったりします。

またWWDC 2017に参加するために20時間の旅が必要だったのですが、その間にユマ君はもう1つのアプリを作りました。そのアプリはユーザが買った製品の消費税額を簡単に計算できる、というものだそうです。

やはり、年齢は問題じゃない!ということでしょうね。。

記事は以上。

(記事情報元:Fortune

 

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