米国ブラックフライデーで6秒に1台iPhone 6sが売れる!Apple Watchにも福音か

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USA TODAYの報道によると、Appleは自身では米国のサンクスギビングのセール期間に特に何も値引イベントなどをやっていないにもかかわらず、小売店のiPadやApple WatchをはじめとしたApple製品へのクーポンや割引を行ったことが功を奏して、Appleはブラックフライデーで始まる年末ホリデー商戦で好調なスタートを切ったもようだ。

Black_Friday

ブラックフライデーで6秒に1秒のスピードでiPhone 6sやiPadが売れる

eBayのレポートによれば、なんと6秒に1台のスピードでiPhone 6s/iPhone 6s Plusが売れたという。Targetもニュースリリースを出汁、AppleのiPadの販売台数は実店舗とネットショップでどちらも上位につけているという。Targetによれば、サンクスギビングの当日、同社でも数秒に1台iPadが売れていたと伝えている。

アナリストによれば、Apple製品の値引を行った大型小売商のこれまでの売上げデータ報告によれば、現在のところイベントの反応は上々だという。

アメリカの投資会社Piper Jeffreyのアナリスト、Gene Munster氏がアメリカCNBCの取材を受けた時に、「TargetとBest Buyが指標になる。実際、これらの小売商がApple製品にさえ大きな値引をすることによって、これらの製品の需要が恐らく相当健康なレベルにあることを示している」と答えている。

 

Appleは特に値引きイベントをしなくても小売りが勝手に値下げ。。

Appleは例年、ブラックフライデーで特に割り引きをすることは殆どなく、通常はこの年末商戦に一部の値引をする程度だ。Appleは今年も今のところ何らホリデー商戦での販促活動を展開していない。去年は、Appleは一部の購買者にiTunesギフトカードを送った程度だ。

ただ、Appleが何もしなくても、小売り側が大幅な値下げイベントを打ったようだ。Targetでは、Apple Watchを購入した人には100ドル、iPad Air 2を購入した人には150ドル、iPad mini 4の購入者には100ドルとそれぞれクーポン券をプレゼントしている。

 

年末ホリデー商戦はApple Watchに福音となる?

Apple-Watch_Tim-Cook

アナリストによれば、Targetやその他の小売商のこのような値引やプレゼントイベントで、Apple Watchの売上げの増加を促すだろうとみている。売上傾向予測でその名を轟かせているIBM Watsonも、Apple Watchがこの年末のホリデー商戦で最も売れるプレゼントとなるだろうと予測している。

アメリカの投資銀行、FBR Capital MarketsのアナリストDaniel Ives氏によれば、Apple Watchの販売個数は発売以来600万個になったとされているが、これまでの同社のアナリストの分析や、消費者の同製品への関心が高まっている傾向から、Apple Watchの今年Q4の販売台数は、この四半期だけで500万個〜600万個になるのではないかと見られている。

記事は以上。

(記事情報元:USA TODAY

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