シャオミのMFi認証取得Lightningケーブルと電源タップがもう到着!詳細レビュー

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昨日当ブログ記事で書いた「安い!シャオミ(小米)、MFi認証取得済みのLightning-USBケーブルを中国国内でリリース」。内陸都市なのに昨日購入して本日午前中にもう届いた。発注後24時間以内に届いたことになる。相変わらずシャオミの素晴らしい物流体制には脱帽だ。

さて、早速写真を交えつつ詳細レビューを。

シャオミのMFi認証取得済Lightning-USBケーブル

シャオミ傘下の江蘇紫米電子技術有限公司(ZMI)の製品。MFi取得済の正規品なのに、39元(約750円)という驚愕の値段を達成!詳細は上記の紹介記事で。

さて、2個買ったので早速開封の儀などを。

外箱

まず外箱、これは正規品とそっくり。いや、ちゃんとMFiを取得しているので正規品なのだが。
表面はZMIのロゴがないとApple正規品と見まごうばかりだ。
裏側にはちゃんとMade for iPad、iPhone、iPodの認証マークが。細かく対応機種まで書いてある。

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■外箱の側面。Made for iPad、iPhone、iPodに関する説明書きが英語でびっしりと。

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■側面その2。型番AL821も明記。

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開封

開封してみると、これまたApple正規品と同様の梱包の仕方でケーブルが収まっている。

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ケーブル本体、コネクタ部分拡大

作りはApple正規品と何ら違いがない(逆にいえば、Apple正規品と同様脆い一面がある)。唯一の違いはケーブルに刻印がないことだろうか。

■USB端子の拡大。唯一の欠点は、プラスチックはApple正規品同様で面取りがほぼされておらず、挿し込んだり引き抜いたりする際にちょっと手が痛い。でもこれはApple正規品の問題。むしろAppleに改良して欲しいところ。
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■Lightning端子の拡大。安物の感じは全くない。iPhoneに差し込む感覚もApple正規品と同じ、「しっくりくる」感じだ。安物の偽物のような、緩くてがたつく感じや、無理に押し込む硬い感じも一切、全くなし。寸法管理も徹底しているのだろう。
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総評

中国大陸のApple公式のLightning-USBケーブルが149元(約2,870円)であることを考えると、39元で買えるということは、Apple正規品の約4分の1の値段で買えるということ。保証体制などはAppleのほうがいいにしても、それでもこの値段で、Apple公式製品と比べても全く遜色ないMFi取得済み製品が買えるのは大変魅力的ではないだろうか。

シャオミ電源タップ(電源3つ口、USB3つ口つき)

ちょうど自宅で電源タップが足りないと思っていたので2個購入。これもオフィシャルサイトでしっかり宣伝しているように、内部構造もしっかりと作ってあって好感が持てる。
製造元はシャオミ(小米)傘下の青米(北京)科技有限公司。しかしみんな○米で統一しているのだね。。面白い。テクノロジー企業を中国で起業してシャオミに買収されるにはその名前でやったほうがいいかもしれない。話が脱線した。
しっかりした作りの多機能電源タップが、たったの49元(約940円)で手に入る。これも非常に驚愕の値段設定だ。

外箱

本体の形状に合わせて横長となっている。

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開封

ケーブルがぐるっと巻かれている。シャオミの取説もしっかりついている。

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本体拡大

■電源タップそのものの電源差し込み口の形状は、中国ではどこにでもあるタイプ。樹脂でできた保護カバー部品もついている。

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■本体の左にはON/OFFスイッチが。LEDがついていて状態もわかりやすい

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■日本でもおなじみの豚鼻形状の部分には、丸タイプのも入るようになっている。そして開閉式の樹脂によってカバーされているため、埃が入らないようになっている安全仕様。ただ差し込むときにちょっと力がいるのは意外だった(抜くと樹脂カバーが戻る仕組み)。ただ、樹脂カバー部分が恐らく抜け止めにもなっているため非常に安定した状態で使うことが可能。

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■色々差し込んでみたところ。
SHARPのプラズマクラスター空気清浄機と、MacBook Pro 15インチを電源部分に接続、そして上記のシャオミのLightning-USBケーブル2本にiPhone6 PlusとiPhone5sを接続して充電してみた。もちろん全て正常に動く。USBは全て2.1A出力で急速充電対応だ。
形状が細長いため、大きめの電源アダプターなどをつけるときには傾いたりするため要注意かもしれないが、上記の通り樹脂カバーが抜け止め機能も果たしているとみられ、簡単には抜けないようになっているので安心だ。

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総評

品質には定評のあるシャオミなので、中国のわけのわからない変な電源タップを買うよりよっぽど安全だ。中国では”公牛(BULL)”というブランドが電源タップの中で一番信頼されているが、シャオミの電源タップの方がそれよりも断然に安い。恐らく小米はこれから電源タップでもどんどんシェアを取っていくのではないだろうか。そして”スマートホーム”へ進出していくのだ。

画蛇添足 one more thing

上記の2種類の製品をそれぞれ2つずつ買ってもたったの176元(約3,400円)で、安価に安心感を買ったという本当に満足感の高い買い物となった。中国でものを買うときは日本と違ってどれもそれなりの品質が保たれているわけではなく偽物も多いので、よくよく確認する必要がある。でもシャオミなら何も考えず安心なものを買える。。これが正に”ブランド”というものの真の姿ではないかと感じさせる。

しかもシャオミがすごいのは、品質を確保していて安心だからという理由で付加価値をつけて高くしているわけではなく、安心なのは当たり前だと言わんばかりに、ちゃんと同業他社製品より安く完全に勝負できる値段で出してきている。それどころか海賊版や偽物とも勝負できる値段で出しているのだ。この値段では、シャオミ製品の偽物を作っても得をしない。シャオミの製品は、劣悪な品質でコピー品の製造を続ける悪徳業者を駆逐する可能性がある。これは中国の製造業全体にも非常にいい影響を与えると思う。

こんな小さな製品を見ても、今後シャオミはますます中国人、いや、ひいては世界中の人々の心を掴んでいくのではないだろうかと思わせてくれる。
“夢を持って、夢を見せる”CEO、雷軍(レイジュン)の精神を垣間見た気がする。

記事は以上。

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