やはり、AppleのiPhoneとiOSはまだまだマルチタスク性能でAndroidよりも断然優れているようだ。
1年の中で最も素晴らしいフラッグシップモデルとして、新しく販売されるApple(アップル)のiPhoneは常に他機種と様々なテストで比較されるものだ。今回Youtubeで海外メディアのPhoneBuffがiPhone6とSAMSUNG Galaxy S5とHTC One (M8)について、マルチタスクのスピード比較をしていてこれがかなり面白いので紹介したい。
iPhone6とGalaxy S5とHTC One(M8)のマルチタスク速度比較テスト動画
以下が動画だ。前半の1:03まではヒゲの濃いおっさん(すいませんDAVID RAHIMIさんというそうです)による前口上やサイトの宣伝なのですっ飛ばしてもらっても構わない。
これを見れば明らかにiPhone6が優れているのがわかると思う。
以下が3機種の全てのテストが終わるまでに要した時間の比較。一目瞭然だ。
仕様性能的に圧倒的に劣るiPhone6が他を圧倒
ちなみにこの3機種の仕様の比較をすると、iPhone6のCPU内蔵メモリは1GBのままで、デュアルコアのA8チップ搭載でメインの動作クロックは1.4GHzだ。それに比べGalaxy S5は2GBのCPU内蔵メモリを持ち、クアッドコアで動作クロックは2.5GHz。HTC One(M8)は2GBメモリ、クアッドコア、2.3GHzだと、Galaxy S5と似たり寄ったりだ。
上の動画では、3台のデバイスでiPhoneだけiOSで違うプラットフォームでありながら、全て同じアプリケーションを起動して実行するマラソンのようなテストになっている。アプリにはネイティブアプリとサードパーティアプリが含まれ、テストでは1つ1つのアプリを立ち上げた後すぐに閉じて次のアプリに移動するという、マルチタスク能力の比較をしている。動画ではそれを2周してメモリテストもしているが、動画を見れば明らかにiPhone6の速度性能やメモリ性能が他の2つのデバイスを圧倒しているのがわかるだろう。
なお、3台の中で最も性能がいいはずで、HTC One(M8)よりCPU仕様的には高いはずのSAMSUNG Galaxy S5が最も遅いというさもありなんな結果になっている。
iPhoneとiOSの組み合わせはやはり最強か。。さすがApple
当然これだけではiPhone6が最も優れたスマートフォンということをいうわけにはいかないが、システムのデバイスへの最適化において、そしてiOSそのものについてAppleはやはりAndroid勢よりも断然抜きん出ていることが証明された形だ。
画蛇添足:特にメモリ能力に感動
Androidがこれだけのマルチタスクをするとすぐにメモリオーバーフローを起こしているのを見るにつけ、iPhone6は内蔵メモリがたった1GBしかないのによくやっていると思う。iPhone6は2周目でも全てのアプリで前の状態をキープしているのがわかるだろう。
最近当ブログではApple批判が多い私だが、今回のテスト結果を見るとやはりiPhone+iOSのタッグは素晴らしく、Androidはどうしても使いたくないなという気になってしまう。
ただ、今回のAndroid勢2機種よりも圧倒的にUIが軽いシャオミ(小米)MI4あたりでの比較結果がどうなるかが気になるところではある。同じ実験をいつかやってみたいと思う。
ただ、私の使っているiPhone6 Plusのメモリ管理はどうやらお粗末なようで、特にATOK for iOSとの兼ね合いが悪く、しょっちゅう落ちる。これはATOK自身やiOS8.0.2の問題かもしれないが。。もしくはiPhone6 Plus特有の問題なのかもしれない(画面が大きくなった分負担が大きいとか。。)
記事は以上。