喪中につきおめでとうは言えませんが、今年もどうぞ宜しくお願いします。
今年は飛躍の年にしたいです。
まあ、まず初めはコツコツと・・・
さて年越し家族水入らずスキーツアー@湯沢から戻ってきました。
29日帰国直前まで雪が全くなかったという状態だったので、正直はらはらしていたが、結果的にはかぐら・みつまたなど高いところは雪が安定してついていてよかった。ただし苗場はブッシュや岩が出ているのでご注意を。今日少し降ったからマシになったかも知れないけれど。
それより今日昼に行ったかぐらのゲレンデにあるラーメン屋がすごかった。
店に入ったとたん食券受け係が「ただいま40分待ちになってますがいいっすか?」とのたまう。
はぁ?40分?
「えっと、特定のラーメンが40分なんですか?」
「いや、全部40分待ちです。」
ど〜なってんの?んなわけねーだろ?ということでとりあえず食券購入。
その食券受け係に渡すと、番号が食券に書かれた。
6番。ほう。
で、弟も母親の食券を見てみると、それも6番。
あれ、違うラーメンを頼んだのに?
ここでわかった。
そう、このラーメン屋はロット生産してるのだ。
こんなラーメン屋初めて!
自分もかつて飲食店をやっていたので色々と店のシステムには好奇心が沸く。
観察してみた。
ラーメンで一番時間がかかるのはやはり麺だ。
フジロックで出店をやった時、ジャージャー麺をやったがやはり麺を茹でるのが一番時間がかかるし大変だ(竜之介マジお疲れ)。
しかしここはテボを全然使っていなくてどばっと一気にロット単位で麺を茹でているらしい。麺が出来るまで店員は暇なので皿洗いに精を出してる。
綺麗な皿、既にたくさんあるのに・・・
ここで一言、「もうね、アホかと。バカかと。」
あ、二言になっちゃった。
で、マジで40分待たされましたよ。
食券受け係が毎回入ってくる客に「40分かかりますけどいいっすか?」と聞くもんだから入ってきた客もどんどん帰る帰る。商売する気あんのか?
店の中はラーメンを待っている人でごった返している。食っている人はわずか。
もちろん自分たちもご多分に漏れず、寒い窓際でひたすら待つ。ラーメン食うために並んでもいないのにこんなに待ったのは生まれて初めてだ!
後ろの人なんてビールが進んじゃってる。あ、もしかしてこれが狙いなのか?
ようやくラーメンが完成。
店員が呑気に「6番でお待ちの方〜!」
まるで競馬の換金窓口に群がるように客がどどどっと押し寄せてラーメンを受け取りに行く。
で、肝心のラーメン。
ロットで作るもんだからスープは冷めてるし麺はのびてるし、醤油ラーメンと味噌ラーメンのスープはパンチが効いてないし、面白くもなんともない。
それで1000円以上もとるってどうなのよ!?
ま、チャーシューと角煮はそこそこうまかったが、不満を補うにはあまりにも貧弱すぎた。
ラーメン屋の名前は「かぐらラーメンコーナー」だったかな、もう2度と行かない。
夕方、今回もそうだが毎年もう10年以上お世話になっている湯沢駅前の古川旅館に別れを告げ、近くのけんちん汁屋で夕食をとり、新幹線で帰途に着く。
西口温泉街にはかつて20軒以上の宿屋があったのだが、今年は既に4軒にまで減ってしまっているそうだ。
古川旅館を経営している古川幸永さんは既に70歳を超えるがかつてのデモンストレーター、そして現役のスラロームレーサーでもあり、地元の名士。平沢文雄先生らと共に日本のデモンストレーターの歴史を作ってきた人でもあり、正に日本スキー界の生き字引、地元で彼の名を知らない人はいない。今でも多くのスキーヤーが彼を敬愛している。
おまけに古川さんが底抜けにいい人。
そんなわけで、古川旅館にはいいお客さんがたくさんいて、毎年リピーターがいる。
もし湯沢に行くことがあればぜひご利用を。古き良き日本の宿です。温泉もいいよ。
http://www.doko.jp/shop/sc20262061/
あのラーメン屋とは大違いだねぇ・・・。(比べたら申し訳ないが)
しかし東京は暖かいね。
明日北京に戻ります。
ところで思い出したが以前紹介したゆりママの姪っ子、JYONGRIがスキー場でヘビロテ。
オリコンで最高位26位、ん〜もうちょっと頑張って欲しいかな?