Forbesの報道:新型MacBook ProとMacBook Air、既に生産中で間もなく発表か

  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

次世代MacBook Proはいつ発表されるのか?そしてMacBook Airは終焉を迎えるのか?長い間のメディアや消費者の疑問に、IHS Market Technologyのタブレット部門とノートパソコン業界部門の主管アナリストとして、Rhoda Alexander氏はその問いに答えている。

macbook-pro-13-and-15

新型MacBook ProとMacBook Airは既に生産に入っていて、9月か10月にリリース発表か

Alexander氏は、「新型の13.3インチと15.4インチのMacBook Proと新型の13.3インチMacBook Airは既にQ2から生産に入っている」という。そしてIHSはこの2種類の製品は2016年9月末か10月に発表されるとしている。ただ、既に9月はあと5日しかない。

 

新型MacBook ProとMacBook Airに使われるプロセッサは?

新型MacBook ProとMacBook Airにはどんなプロセッサが使われるのだろうか?Alexander氏は、「生産時期を考えると、搭載されるのはIntelのKaby Lakeであることはありえない」としている。しかしもちろん最終的な製品が出てこない限り、Kaby LakeなのかSkylakeなのかは誰にもわからない。

Forbesの編集者Brooke Crothers氏は、このことについてIntelにインタビューを試みたが、これまで公開されている情報以外にはIntelは多くの詳細を語ろうとしなかったという。Intelの型番データによれば、Skylakeのモバイルプロセッサ(特にクアッドコア)はKaby Lakeのモバイルプロセッサよりも遥かに性能が高いという。Appleもこれに関して何らコメントをしていない。

Skylakeを採用する唯一の問題は、Kaby Lakeはグラフィックの処理能力がSkylakeよりも高いということだ。最近の業界とApple自身の傾向から、GPUの処理能力は非常に重視されるため、もしかしたら新型MacBookは数ヶ月の間はSkylakeで持ちこたえ、その後早い時期にKaby Lakeへの切り替えが行われるかもしれない。

 

AMDのGPUが搭載される噂も

マーケットリサーチ機構のCanalysのアナリスト、Daniel Matte氏は、Appleは新しいMacBookにAMDの最新のGPU”Polaris”を採用する可能性があると指摘している。また別の報道でも、IHSの予測が支持されている。今年8月末、ブルームバーグが内部事情をよく知る人物からの情報として「Appleは早ければ10月に数種類のMacの新製品をリリースする」という情報を流していた。また当時ブルームバーグでは、「アップデートされる製品には多機能なUSB-Cコネクタを搭載したMacBook Airや、AMDの最新GPUを搭載したiMacがある」と紹介されていた。

 

更に薄くなるMacBook Pro?

ブルームバーグの最も初期の報道では、新型MacBook Proは更に薄くなり、また最高のUXが体験可能なキーボードが搭載されるというものがあった。この報道は8月10日にされたもので、当時Appleの新型ハイエンドMacBook Proの本体(筐体)は更に薄くなるが、MacBook Airや12インチのMacBookのような薄型にはならないという。また当時の報道では、「新型MacBook Proは更に軽く、薄く、また四隅が曲線になりなだらかになっている」という。

 

MacBook ProにはOLEDのファンクションバーやTouch IDは搭載されるか?

新しいMacBook Proについては、これまでも当ブログを含むメディアで、Appleの実体キーボードの上側のファンクションキーの位置に、全く新しい有機ELディスプレイ(OLED)のタッチパネル式のキーボードが追加され、アプリ様々な使用環境の違いにより、バーチャルになることで様々なファンクションキーの機能を果たすことができるという噂が多かった。またUSB-CコネクタやTouch ID(指紋認証)機能も追加されるとされていて、そのTouch IDは有機ELディスプレイのファンクションバーの隣に設置されるというものが多かった。

 

画蛇添足 One more thing…

さて、果たして本当にそんなにすぐに新しいMacBook ProとMacBook Airはリリースされるのだろうか?しかしわけのわからない噂メディアではなく、Forbesからこの報道が出たということは、かなり信憑性が高い可能性がある。

記事は以上。

(記事情報元:Forbes

Visited 65 times, 1 visit(s) today
  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

この記事を書いた人