iPhone6に採用か?Appleが薄いデバイス用に音響の新発明特許取得

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Apple(アップル)の次世代iPhone「iPhone6」は現行の「iPhone5s」よりも更に薄くなるという情報がこれまでのリーク部品などで明らかになっている。

そんな薄い機体には、従来と違う部品デザインだけではなく、違う機能設計も必要となるようだ。

海外メディアPatently Appleの昨日の報道によると、米国特許商標局が昨日、Appleが取得した「ロングストローク音波変換器(Long-Throw Acoustic Transducer)」という発明特許を公開した。

Appleの今回の発明特許はスピーカーに関するもの

Apple_New_Audio_System_Patent_for_iPhone6_1

Appleが今回取得した特許は、スピーカーに使われるもので、このスピーカーはアクティブな磁気ピストンを発生源としている。この発明は将来のAppleのデバイスにおいて、音楽や警告などのシーンで、更に豊富のバイブレーションや音響効果をもたらすことになりそうだ。

より薄いデバイスのオーディオ変換器に有効

Apple_New_Audio_System_Patent_for_iPhone6_2

上記のPatently Appleの記事には、Appleはこの発明をより薄いデバイスに用いられる音波変換器に有効であると記述していると伝えている。なぜなら今回の発明の音波変換器は非常に「身長を低く」作ることができるからだ。

iPhone6に採用されるかも?

Apple_New_Audio_System_Patent_for_iPhone6_3

また同記事ではこの特許があるいはiPhone6、或いはiPad mini 3等の薄いデバイス、また更に将来的なデバイスに用いるために発明された特許である可能性が高いとしている。なぜなら現在伝えられているiPhone6の厚さはiPhone5sよりも薄くなり、更に内部の部品への薄さへの要求が厳しくなるからだ。
ただ、iPhone6にこの技術が採用されたかどうかは、毎回新製品の分解を世界でいち早く行うことで有名なiFixitのチームによる分解を待った方が良さそうだ。

いずれにせよ、今後のAppleの「薄いデバイス」では音質が改善したり、これまでよりも更に多くのバリエーションでバイブレーションや音響効果を得ることができそうだ。

今回のAppleの発明特許のクレジット

今回の発明特許で、AppleはScott Porter、Christopher WilkとRuchir Daveを発明者として連名で記載している。特許番号は20140226849で、出願時期は2013年第一四半期となっている。タイミング的に、今回の特許がiPhone6に使われるかは微妙なラインといえそうだ。

記事は以上。

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