近年MFi認証工場が激増し、中国ではMFi認証品の品質問題が続出!その実態とは

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MFiとは、Made For iDevice認証のことで、Appleのライセンスを受けて製造されたiDeviceのオプション製品のことを指す。そしてこの認証が製品についていることで、公式に品質が保証されているという印象を消費者に与えることができるため、メーカーは高い金を払ってでもAppleから認証を買っている状態だ。

mfi_license_logo

AppleはリセラーにMFi以外の製品を扱わないように要求している

Appleは全てのライセンス販売をしているリセラーに対し、明確で強制的な要求をしている。それはすなわち、Appleに関する機能的なオプション製品を扱う場合は、必ずAppleの認証或いはライセンスを受けたブランドの品物を売ること、というものだ。そしてもしそれ以外のものを販売して、Appleの製品に何か不具合があった場合はAppleは一切補償しないということも定められている。というわけで、消費者はMFi認証のついた製品に対して信頼を寄せている、というわけだ。

 

近年中国でMFi認証が激増したために品質が相対的に悪化している?

しかし、ここ数年来MFiのライセンスを受けたメーカーが激増したことにより、その品質がおいつかなくなっているという報道がある。

≪IT時報≫の記者がAppleの公式サイトから得た情報によれば、世界中にAppleのライセンスを受けたメーカーは既に900社程度にのぼるが、そのうち香港・マカオ・台湾を含む中華圏が700社で、その数は2013年から3年以内で10倍以上に膨れあがっている。そして更に最近5ヶ月で、世界中のMFiライセンス取得メーカーは更に増える傾向にあり、150社も増えた。

 

中国でMFi認証ケーブルなどでトラブル続出、その実態は?

そして特に中国のECサイト上で販売されているデータケーブルは多くの問題を引き起こしている。品質が悪い粗悪品が大量に存在するだけではなく、MFi認証取得していると嘘を書いているメーカーさえいるのだ(もちろんニセモノも存在する)。業界内部の事情通によれば、もし300円以下のケーブルであればそれは間違いなくニセモノであるとされている。また、中国大陸内のメーカーには、自社の一部の製品のみMFi認証を申請し取得しておき、それ以外のMFi未取得の製品もあたかもMFi認証を取得したかのように販売しているところもある。特に中国から安物を購入する場合は注意が必要だ。

つまり、MFi認証の基準が緩くなったり、審査基準が緩くなったというよりは、しょうもないことをする悪質な中国メーカーが参入してきて更に増えている傾向にある、ということのようだ。

 

画蛇添足 One more thing…

MFiは基本的にメーカー全体に与えられるものではなく、製品個体に与えられるものだ。そこを勘違いしていると痛い目に遭うだろう。私自身は公式のLightningケーブルで事足りているが、もし足りない場合はあの小米(シャオミ、xiaomi)が販売しているMFi認証取得ケーブルを買うようにしている。全く問題ない。

日本の家電量販店等で売っているものには問題はないと思うが、バルク品などには気をつけたほうがいいいかもしれない。Amazonでは公式にMFi認証取得ケーブルを扱っており、日本で安く済ませたいが安心は買いたい人はこれを買った方がいいかもしれない。今は649円!ずいぶん安くなったものである。

そしてブラックのiPhone 7シリーズにはやはりブラックのケーブルを使いたい。。ファッションやデザインに拘る人であればなおさらだろう。

記事は以上。

(記事情報元:WeiPhone

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