リリース後10ヶ月経過のポケモンGO、ユーザ数激減もまだまだ稼ぎは大きいことが判明

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まだ≪ポケモンGO(Pokémon Go)≫で、遊んでますか?

去年の夏、”AR”をウリにして全ネット業界を席巻した≪ポケモンGO≫ですが、今はどうなっているのでしょうか?とあるゲームなどの収益やダウンロード数などのデータを集めているマーケティングリサーチサイトによると、≪ポケモンGO≫のユーザは大幅に減ったものの、開発元はまだまだ大金を稼いでいるということがわかりました。

PokemonGO

ポケモンGOのデイリーユーザ数は90%も減少

マーケティングリサーチ会社のThinkGamingのデータによると、過去5ヶ月間で、≪ポケモンGO≫のデイリー平均オンラインユーザ数は14.8万人となっており、リリース後の5ヶ月間、つまり2016年7月〜11月ではその数字は160万人だったとのことです。ということは、≪ポケモンGO≫のユーザはリリース5ヶ月後とその後の5ヶ月で比較すると、なんと90%も減ったということになります。

ちなみにTechRaderの取材に対し、Nianticは2017年4月のユーザ数は6500万人強だったと答えています。

 

収益の減少は30%にとどまる

確かに、そのユーザ数の激減やメディア等への露出度の減少もあり、人によっては”オワコン感”もある≪ポケモンGO≫ですが、じつはこのゲームはまだまだ開発元(Nianticや任天堂Nintendo、但し任天堂の取り分は10%だそうですが)に儲けをもたらしているようです。というのも、ユーザ数は激減しても、その収益はそこまで減っていないからです。

ThinkGamingのデータによれば、≪ポケモンGO≫は最盛期は毎分$130米ドルを稼いでいましたが、現在その数字は毎分$99.52米ドルになったということです。ということは最盛期から30%しかダウンしておらず、ユーザ数の90%減少とは全く比例していないことがわかります。

ちなみに記事更新現在のThinkGamingによる≪ポケモンGO≫の毎日の収入は$138,774ドル(約1,532万円)と見積もられており、単純に1ヶ月(6月)は30日とすると今月の収入は$4,163,220ドル(約4億5,960万円)ということになります。なおこの1日の収入の数字は、上に引き合いに出された毎分$99.52米ドルで計算すると$143,308.8ドルとなりますので、現在は$99.52米ドルより少し下がっていることになります(計算すると毎分約$96.37ドル)。また≪ポケモンGO≫の全盛期には収入が毎分$130米ドルだった、という数字から計算すると、毎日の収入が$187,200ドル(現在のレートで約2,067万円)、1ヶ月30日とすると月間約$5,616,000ドル(現在のレートで約6億1,998万円)の収入をNiantic等にもたらしていたことになります。

 

開発元のNianticにとってはいい傾向かも

これは、最初に話題に乗って始めただけのユーザが途中でやめたことを意味し、≪ポケモンGO≫に肯定的で課金をしてくれて、しかも長くプレイしてくれる優良なヘビーユーザが残ったことになるといえましょう。Nianticにとってはサーバの負荷も下がって、とてもいい傾向だといえるのでしょう。

 

小龍的にはこう思った

私自身もポケモンGOは日本に短期滞在でいるときに始めたのですが、レベル20くらいになったところで再び中国に出てしまい、中国では未だにポケモンGOのサービスが始まっておらずポケモンも全くいないため、やめてしまいました。そこそこ課金もしていたのですが。。私みたいな人は少数だと思いますが、私の周辺でもまだ遊んでいる人は確かに本当に課金してまだまだハマっている人ですね。親子で楽しめるなど、家族のコミュニケーションツールとしてもいいようです(一回はやめましたが、子供の影響で再開した人もいます)。

今年リリースされると噂されている次世代iPhoneの中でもiPhone10周年記念アニバーサリーモデル【iPhone 8(iPhone Edition、iPhone Xとも)】には、VR対応カメラが搭載されるといわれています。また2019年にはAppleによるVR/ARヘッドセット、或いはメガネのようなデバイスがリリースされるという情報もあります。≪ポケモンGO≫もAppleのそれらのVR/AR対応に合わせて、何らかの進化を遂げるかもしれませんね。

記事は以上です。

(記事情報元:TechRader

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