xiaolong 
隠しファイルを表示するように設定している人には朗報かも・・・？
隠しファイル”.DS_Store”はまるでゴミ、邪魔に見えることも
Appleのコンピュータ、MacのOS Xでは、ほとんど大部分のフォルダには”.DS_Store”という隠しファイルがあるのをご存じだろうか。ここにはそれぞれのフォルダ独特の特殊な情報や配置などが含まれている。例えば検索方式や、アイコンの大きさ、そしてフォルダに付随する元データなど。
OS Xでは基本的にはこの“.DS_Store”ファイルは隠しファイル扱いになっていて、普通は見ることができない。しかし一部のユーザはパーミッション変更などの目的で隠しファイルを表示するように設定する人もいるだろう。または、Mac上でWindowsを動かした時に、このファイルが表示される。すると、この.DS_Storeはどのフォルダにも入っているので、まるでゴミファイルのように見えるのだ。
そしてこの.DS_Storeファイルは、消しても消してもまたすぐに生成される。これらを消して、もう発生（生成）させたくないと考えたことはないだろうか？
そんな人に朗報。中国のfeng.comのBBSで、この.DS_Storeファイルの削除と、生成を禁止する方法を公開している人がいたのでご案内。
※なお、フォルダ内で特殊なファイル並び替えをしていたり、並び方を自分で変えているような人は、この方法を実行するとそれが崩れてしまうためお勧めできない。
OS Xで.DS_Storeを削除し、自動生成させない方法
- ターミナルを開く。アプリケーション＞ユーティリティ＞ターミナルにある。
- 以下のコマンドを入力し、returnキーを押す。
sudo find / -name ".DS_Store" -depth -exec rm {} \;
- ログインパスワードの入力を求められるので、入力してreturn。
- 暫く時間がかかるが、これでHDDやSSDなどストレージ内の.DS_Storeが削除される。
- そして自動生成をオフにする。以下のコマンドを入力し、returnキーを押す。
defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores true
- それ以降は.DS_Storeが生成されなくなる。
完全な方法ではないかもしれない
元ネタのところでは、この方法を使ってもまた生成されたという情報もあるので、完全な方法ではないかもしれないが、一応私の環境（OS X El Capitan 10.11.5、MacBook Pro使用）では自動再生成はされなくなったのでご紹介させていただいた。
余所の情報を見てみると、特に.DS_Storeファイルの自動生成をストップするのにずいぶんと複雑な方法を使っているようだが、この方法では一文で済むので楽ではないだろうか。
記事は以上。
（記事情報元：WeiPhone）