本日、AppleのCEOティム・クック(Tim Cook)が従業員に向けて内部メモを送付し、ジョニー・アイブ(Jony Ive)がチーフ・デザイン・オフィサー(CDO)に格上げされたことを宣言した、というニュースが世界中を駆け巡っている。しかし実はジョニー・アイブの出世以外にも、Apple社内では多くの内部変化が起こっているようだ。
ジョニー・アイブがAppleのCDOに就任した”意味”
基本的にいえば、アイブはAppleを管理しつつ、更に何かやろうと思ったら何でもその通りにできるようになったということだ。”CDO”という肩書きには大して意味はないだろう。特にアイブにとっては、名称は意味を持たない。ティム・クックCEOは今年7月1日からハードウェアデザインチームとソフトウェアUIデザインチームの管理権を譲り渡し、アイブと長年一緒に仕事をしてきたデザイナー達に担当させるようになったというわけだ。
ジョニー・アイブがCDOになったニュースは、まず英国のThe Telegraphから発せられた。