iOS 7以降の脱獄ツールは全て中国のハッカーチームからリリースされている。しかも正式にリリースしたのは2つのハッカーチームしかない。当ブログをご覧の方はご存じと思うがPangu Team(盘古、盤古)とTaiG(太极、太極)だ。しかし中国には実はこの2つ以外にもAppleのデバイスをクラックする能力を持っているハッカーチームが存在する。例えばKeen Security Labが現在強力なチームを抱えているといわれている。そして10月26〜27日に東京の青山ダイヤモンドホールで行われたPacSec セキュリティ・カンファレンス2016において、1年に1度のMobile Pwn2Ownのハッキング大会(トレンドマイクロが主催)が執り行われ、上で紹介した中国のKeen Teamが”Master of Pwn”の称号を手に入れ、21.5万ドル(約2,251万円)もの賞金をゲットした。