Appleは自らレコード会社を立ち上げるべきだという声は以前から業界内でもあがっていた。今回Appleがbeatsを買収したことで、レコード業界内でもトップに君臨するbeatsブランドの代名詞でもあるDr. Dreと、同社CEOのJimmy IovineがAppleに加入し、それぞれAppleのクリエイティブを担当することになる。ということは、Appleのコンテンツ関係の処理や扱いに当然影響を与えるようになるだろう。もしAppleが現在の音楽の小売りという役割を演じるのではなく、レコード会社を立ち上げ、アーティストを育成して打ち出し、それらにもっと多くの投資を行うことを考えていたとしたら、Iovineを麾下に招き入れたのは非常に賢い選択といえる。彼自身もInterscope Recordsを設立しており、イヤホンというハードウェアと結びついたストリーミングサービスを行うことで、他のレコード会社よりもアーティストに更に権利による収入を与えることができるという強みがある。Iovineは音楽ビジネス開 […]