Donald Trump

Appleのティム・クック（Tim Cook）CEOは昨日、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ（Donald Trump）大統領と会い、面会を行ったようです。内容については明らかにされていませんが、貿易（米中貿易戦争に関わるもの）・米国への投資・移民問題、そしてプライバシーについて話し合ったものと思われます。

先日発表されたApple社の会計年度2017Q1（実際は2016Q4）の決算報告の中で、1つの天文学的な数字が人々に深い印象を残した。2016年12月31日時点で、Appleの現金保有額は驚くべきことに2460.9億米ドル（約27兆7,012億円）にまで膨れあがり、史上最多となっている。下の図はAppleの毎四半期ごとの現金保有額を棒グラフで表したものだが、Appleのここ2年強での現金保有額は基本的には安定して増えているということが容易にみてとれるだろう。

アメリカ大統領選に勝ったばかりのドナルド・トランプ氏が最近ニューヨーク・タイムズのインタビューを受けた時に、大統領選に勝利した直後にAppleのティム・クック（Tim Cook）CEOと、マイクロソフト（Microsoft）の元CEO、ビル・ゲイツ（Bill Gates）が相次いで彼に電話をかけてきたことを明かした。

アメリカの大統領選の候補者、ドナルド・トランプ（Donald Trump）氏を知らない人はもういないだろう。この「大口叩き男」は大統領選に参加してからというもの、人が死んでも気にしないくらいのスタイルを貫いてきた。そしてAppleも、何度もその「トランプ砲」の標的になってきた。例えば、トランプは今年2月に、ツイッター上でAppleに対し、Appleがテロリストの情報をFBIに出さないと支持者にApple製品のボイコットしてサムスン（Samsung）製品を使うように呼びかける、と”脅迫”したことがある。しかもそのツイートをiPhoneを使って出したというマヌケさも指摘されて話題となった。

アメリカ大統領選挙の初期段階で、ジェブ・ブッシュ（Jeb Bush、ブッシュ家から出ている）とドナルド・トランプ（Donald Trump）の2人の最有力候補の激しい争いは人々の目を引いている。ドナルド・トランプがジェブ・ブッシュを”低能な候補者”と罵ると、ジェブ・ブッシュも反撃をするなどなんだか子供の喧嘩のような様相を呈している感もある。しかしどうやらドナルド・トランプの方が支持を集めているようだ。それはなぜだろうか？