Appleの新型iPad、iPad mini Retinaディスプレイ搭載モデルが、圧倒的な供給不足(過少供給)になることは、当ブログでもさんざん書いてきたが、更に台湾のメディア等でその全貌が見えてきたので、まとめてみたい。Retina版iPad miniの過少供給の原因は、主にディスプレイのサプライヤーであるシャープが供給量を確保できないからということがわかっていたが、その詳細が見えてこなかった。しかしアジアのサプライチェーンの内部から得た情報によると、シャープがiPad mini用のRetinaディスプレイの供給が追いつかないのは、ディスプレイのburn-in(焼き入れ)工程で問題が発生していることがわかった。ディスプレイ研究機構のDisplayMate Technologiesは以前、iPad Airが採用しているのはシャープのIGZOディスプレイとしていたため、恐らくiPad miniに搭載されるRetinaディスプレイも同様にシャープのIGZOのような省電力ディスプレイと推測される。し […]