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台湾のメディアDigitimesの最新情報によると、次世代iPhone【iPhone 8（iPhone X、iPhone Editionとも）】には全く新しい光学指紋識別センサーが用いられることで、有機EL（OLED）ディスプレイ上で指紋をスキャンすることが可能となり、現行のiPhoneにある物理的ホームボタンと置き換えられるという。つまり、やはりこれまでの噂通り物理ホームボタンが廃止され、指紋センサーはディスプレイ内蔵型になるというのだ。
報道によれば、iPhone 8のディスプレイのアスペクト比は従来（iPhone 7）の16:9から18.5:9となり、「目に見えない」赤外線センサーがAR機能を強化するという。Digitimesは更に、TSMCが台北のフォーラムでこれらのiPhone 8の新しい特性について言及したという。
これまでの噂をみてみると、iPhone 8の本体のデザインは全く新しくなり、ステンレスとガラスによる「サンドイッチ」構造となり、ディスプレイサイズは5.8インチとなるが、本体サイズは現行の4.7インチのiPhone 7とそれほど変わらないか少し大きくなる程度、なぜならベゼルレスになるからというものがあった。
またiPhone 8の指紋センサー（Touch ID）はどうなるのか、ホームボタンはどうなるのか、ということにも注目が集まっていた。これまでの噂では、ホームボタンごと背面に移動する、または電源ボタン上に指紋センサーが移動する、そしてディスプレイに内蔵される形で一体化するというものもあった。
Digitimesの情報が正しければ、Appleは最も”エレガント”な形でソリューションを見つけたことになる。そしてもし指紋センサーのディスプレイとの一体化が実現すれば、iPhone 8のディスプレイ上に指を置くだけで指紋による認証が完了し、ロック解除ができる、というこれまでにはなかった機能が実現する。
さて、本当にどうなるかは9月になってみないとわからないのだが。。
記事は以上。
（記事情報元：Digitimes）