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セキュリティ
複数ユーザのApple IDが突然ロックされ、パスワード変更を余儀なくされる事態…
MacRumorsによると、一昨日から昨日くらいにかけて、一部のApple製品ユーザに身に覚えがないにもかかわらずApple IDのロックがかかる現象が発生しているとのことです。Apple自身がかけているのか、或いは第三者がかけているのか、またその原因についてもはっきりしていません。一般的には、Apple IDのロックはユーザ自身が端末を紛失した際などにかけるか、或いは何度もパスワードを入力し間違えた際にかかりますが、今回はどちらも当てはまらないようです。 -
セキュリティ
Apple、iOS 12でiPhoneパスコードロック解除ツールGrayKeyに…
Forbesの報道によると、AppleがiPhone/iPadなどiOSデバイスのパスコードを強制的に解除するツール、【GrayKey】に対策を行い、使用不能にしました。複数のソースがForbesに、iOS 12以降のバージョンではiPhoneやiPadで使用不能になったと報告しています。 -
セキュリティ
中国のApple IDフィッシング詐欺事件、中国消費者協会がAppleに補償を求…
先日、中国の多くのiPhoneユーザのApple IDが他人に不正アクセスされ、Alipay(支付宝)などの決済プラットフォームを使ってApp Storeなどで勝手に他人に主にゲームなどの有料アプリのダウンロードやアプリ内課金などをされるという事件が発生しました。その被害額は数百円から数万円と人によって異なっています。大部分の被害者は、ネット上でのフィッシング詐欺によってApple IDのパスワードを盗まれたことが原因でした。 -
セキュリティ
FacebookによるOnavo VPNアプリ、データ収集ポリシー違反でiOS …
Facebookがリリースしていた無料VPNアプリ、Onavo Protectですが、案の定というか、、ユーザデータ収集ポリシー違反でiOS App Storeから削除されました。The Wall Street Journalが伝えています。 -
セキュリティ
16歳の少年によるApple内部サーバハッキング事件、個人情報は漏洩していないも…
Appleは声明文で、16歳のオーストラリア・メルボルン出身の少年によるハッキング事件で、個人情報の漏洩はなかったことを明らかにしています。この少年は1年の間に複数回Appleの内部サーバにハッキングで侵入していました。 -
セキュリティ
GoogleのIan Beer氏、Appleのティム・クックCEOはバグ発見報奨…
Googleの有名なセキュリティリサーチャー、Ian Beer氏が、ラスベガスで行われたBlack Hat Conferenceの最後の講演で、自身が発見したiOSセキュリティホールについて、Appleのティム・クック(Tim Cook)CEOは慈善団体に対して250万ドル(約2億7500万円)を支払うべきだと発言していることを、Business Insiderが報じています。Ian Beer氏はTwitterのアカウントでもティム・クックCEOに対して上記と同様の発言をしています。 -
セキュリティ
Macを初起動し使用する前にコントロールできてしまう脆弱性が見つかる【最新mac…
ラスベガスで行われたハッカーイベント、Black Hat(ブラックハット)において、セキュリティ研究家が、新品のMacを外部からコントロールできてしまう方法を発見しました。発見したセキュリティ研究家は、Macのモバイルデバイスマネジメント(MDM)の中にセキュリティホール(脆弱性)があることをつきとめ、それによってMacに無制限に悪意のあるソフトウェアをインストールすることができます。しかも、ユーザがMacを初めて起動してデスクトップを見る前にそれを行うことさえ可能ということです。当然ながら、新品のMacを攻撃するのはそんなにたやすいことではありません。 -
セキュリティ
意外と複雑!iPhone/iPad等iOSデバイスのWi-Fi自動接続の仕組みと…
Appleのデバイス、iPhone/iPad/iPod TouchなどのiOSデバイスでは、電源を入れたり再起動してロック解除した後、スリープ状態から解除した後、また移動した後などでも、自動的にWi-Fiに接続することがあります。では、iOSはどのようにそのWi-Fi自動接続の優先順位を判断し、管理しているのでしょうか? -
セキュリティ
AppleがiOS 12で導入予定の”USB制限モード”…
Appleは、セキュリティやプライバシー保護のためと称して、次期iOSのiOS 12から、「USB制限モード」を導入することを発表し、実際にiOS 12ベータ版(デベロッパプレビュー版、パブリックベータ版含む)でも、その存在が確認されています。しかし実際その「USB制限モード」を設置する目的は、世界の各諜報機関や警察機関などで用いられている、”GrayKey”や”Cellebrite”等のUSB(Lightning)接続によってiPhone/iPadを強制パスコードロック解除するツールを無効化させるための措置ではないかとみられています(Appleは公式発表であくまでプライバシー保護のためとしてそれを否定していますが、対抗措置であることは明らかです)。 -
セキュリティ
iOS 12の新機能「セキュリティコード自動入力」にリスクが存在、悪用される恐れ…
Appleは先月に行われたWWDC18(世界開発者会議2018)において、iOS 12の新機能の一つとして、「セキュリティコード自動入力(SMSコード認証の自動記入)」機能を発表したのを覚えている人も多いでしょう。これは、既にiOS 11以前でもApple IDなどでの2ファクタ認証では実現していた、携帯電話番号認証のためのコードが記されたSMS(ショートメール)が送られると、本来は手で打たなければならなかったコードが自動的に記入されるという仕組みです。確かにこの機能はユーザにとっては手間が省けて便利なのですが、悪意のある攻撃者からすると悪用できてしまうということが、セキュリティ研究家のAndreas Gutmann氏によって指摘されています。 -
セキュリティ
Apple、パスコードロック入力回数制限を回避する脆弱性が、不正確なテストによ…
Appleは本日、セキュリティリサーチャーが発見したとされるiOSパスコード保護をクラックするシンプルな方法が、不正確なテストによって得られた結果であることを指摘しています。 -
セキュリティ
問題は少なくとも8年以上存在?macOSのクイックルック機能に脆弱性が発見される
macOSには、非常に実用的な機能があります。その1つが、クイックルック(Quick Look)です。Finderでファイルや画像を選んだ後、スペースキーを押すとその中身をプレビューすることができるという機能です。使っている方も多いのではないでしょうか。しかしこの実用的な機能に最近セキュリティホールが見つかりました。このクイックルック機能の機構そのものに問題があり、ユーザの暗号化されたデータが容易に漏洩する危険があるというのです。 -
セキュリティ
AppleのiPhoneパスコードロック解除ツールGrayKeyへの対策R…
先日、当ブログ記事でAppleがiOSに”USB制限モード”を追加し、iPhoneがUSB(Lightningコネクタ)で他デバイスと接続した状態になった際にパスコードロッククラック(パスコードロック強制解除)をされてしまうという現象に対策をしたと発表したことをお伝えしました。Appleはその際、この措置は諜報・警察機関に対して行ったものではなく、目的はあくまでユーザのプライバシーやデータの安全のためだとしていました。しかしこれはGrayshift社のGrayKeyや、Cellebrite社のiPhoneパスコードロック解除ツールに対する措置であったことは明白で、しかもこれらのツールはFBIやアメリカの各地方政府や警察機関等が幅広く採用しているといわれています。では、Appleの今回の措置は効果があったのでしょうか?どうやらパスコードロック解除ツールを開発しているGrayshift社等は、今回のAppleの措置に対する対策方法があるようです。 -
セキュリティ
Apple、GrayshiftやCellebriteなどのパスコードロック解除ツ…
Appleは本日早い時間に、特に警察や犯罪者など広範囲にわたる分野がiPhoneを手に入れやすい国の、また非常な勢いで広まっている、GrayshiftやCellebriteやその他のiPhoneアタックツール(強制ロック解除ツール)から全てのユーザを守る措置をとったとしました。 -
セキュリティ
日本のアプリにも!大量のiOSアプリに”ZipperDownR…
iOS 7〜9の脱獄で名を馳せ、iOS脱獄(Jailbreak、ジェイルブレイク)ハッカーグループで、現在はセキュリティ研究専門家達のグループとなっている中国のPangu Lab(盘古实验室)が、複数の顧客のiOSアプリに対してセキュリティ審査を行ったところ、共通するセキュリティホールを見つけたということです。そしてこのセキュリティホールについてPangu LabがJanusプラットフォーム上でトレーサビリティ分析と類似セキュリティホールの検索を行ったところ、調査した全体の10%近いアプリがこのセキュリティホールの影響を受けることがわかりました。現在Pangu Labが作った特別サイトにそのリストが公開されていますが、なんとそのアプリ数は約16,000個(正確には記事更新時点で15,979個)にものぼっており、その中には日本のアプリもあります。