Apple、インドで公式オンラインストアをオープン。直接購入が可能に

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Appleは先週の予告通り、本日からインドで公式オンラインストアをオープンしました。これまでApple製品をインドで買うには必ずリセラー(卸業者・販売業者)を通す必要があったことから割高になっていましたが、直営のオンラインストアで購入できるようになったことで、今後Apple製品のインドでの販売が加速する可能性があります。

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なおインド版のオンラインストアを見てみましたが、特に他国で販売されているのにインドでは販売されていないというようなラインナップの欠けもなさそうで、アクセサリも充実しています。また他国のストアと同様、Appleのスペシャリストによるショッピングガイド、配送料無料、iPhoneのトレードイン(中古買い取り)プログラム、マンツーマンによるオンライントレーニング、MacのBTO(Build to Order)オプションもあり、また様々な支払い方法もサポートされています。

現在まだAppleの実店舗はインドでオープンされていませんが、オンラインストアが先にできたことで、これまで懸念だった製品・部品の輸入関税や製品在庫、流通などの問題、そして何よりも法律による規制の問題がほぼ解決したとみてよく、今後実店舗の出店スピードに加速がかかる可能性も出てきました。これまでAppleの市場シェアがたったの1桁%におさまっていたインド市場でApple製品が売れ出すと、またAppleの業績は上がり、株価や時価総額はますます上がるのではないかと思われます。

なお、インドでは米中貿易摩擦の影響から中国からの生産シフトを進めるために、既にAppleのサプライヤーがiPhoneの最新機種を含む6つの生産ラインで製造(組立)しているという情報もあり、今後販売と共に製造もインドで拡大して行われていく可能性が高いといえるでしょう。米国と親しいインドの方が、Appleとしてはやりやすく、また米国本国政府からの圧力も減らすことができるからです。とはいえ、現地調達率の向上(国内における部品上流メーカーの確保)はまだまだ先の話になりそうですが。。

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumors

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