【体制大改革】Apple新CEOターナス氏が年2回の発表サイクルを廃止、随時投入へ方針転換

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Appleの新CEOに就任したジョン・ターナス氏の下、大規模な組織改革が始動しました。Bloombergの報道によると、Appleは従来の春と秋に集中していた新製品の発表サイクルを廃止し、年間を通じてより柔軟に新製品を投入していく方針へ転換します。さらに中間管理職の削減や、実験的な製品開発の促進など、会社全体を「より速く、よりリーン(無駄がない)」な組織へ作り変える動きが表面化しています。

【体制大改革】Apple新CEOターナス氏が年2回の発表サイクルを廃止、随時投入へ方針転換

年2回の発表サイクル廃止と随時投入への転換

これまでAppleは、秋の「iPhone」発表イベントを中心とし、春にも新製品を発表するという年2回の大きなローンチサイクルを長年の慣行としてきました。しかし9to5Macが伝えるBloombergの報道(一次情報のBloomberg記事)によると、ターナス新体制はこの固定化されたスケジュールを見直すということです。今後は年間を通じて製品が完成したタイミングで随時投入する方式へと切り替わるようです。

この変化により、各製品チームは秋のイベントに間に合わせるための不自然な開発スケジュールの圧迫から解放されます。完成度が高まった時点で直ちに市場へ投入できるため、製品の品質向上や新技術の早期提供につながる可能性があります。消費者にとっても、特定の時期を待たずに最新モデルを購入できる機会が増えるということになります。

中間管理職の削減とAIエージェントの導入計画

組織の「リーン化」を推し進めるため、Appleは中間管理層の削減に着手しました。具体的には、製品開発のスケジュール管理とチーム間の調整を長年担ってきた数名のEPM(エンジニアリングプログラムマネージャー)と、約6人のディレクター(部長・取締役)級社員が解任されたと報じられています。これは意思決定の速度を上げ、現場と経営層の距離を縮めるための措置といえるでしょう。

一方で、サポート部門であるAppleCareでは、今夏に計画されていた5,000人規模の人員削減が撤回されました。報道によるとこれはAIエージェントがサポート業務を担えると判断されたためとのことですが、ちょっとそこは矛盾している気がしますね。AIの開発や改善のために、それらの人員が回された、ということであれば理解できるのですが。いずれにしても、AI技術の進化が社内雇用の在り方にも直接的な影響を与え始めているのは間違いありません。

小龍的にはこう思った

小龍的には、ハードウェア統括時代から「少ない人数でより多くを成し遂げるべき」と主張していたターナス氏らしい、徹底した効率化の表れです。これまでは秋のイベントに全社が一丸となって照準を合わせることで、「Appleの新作」という巨大な祭りを演出してきました。しかし製品ラインナップが膨大になった現在、イベントの日程に開発の進み方が引きずられる課題は既に表れています。例えばSiriの新機能は、Apple Intelligenceの発表から2年以上が経った今も、日本語では従来のSiriしか使えないままです。

随時投入への転換は、個々の製品の完成度を最優先する技術者出身のターナス氏ならではの合理的な判断です。今後は、実験的な製品も小規模に素早く市場へ出し、消費者の反応を見ながら改良を重ねるという、より機敏な開発体制へと移行していくことになります。

上にも書きましたが、これにはAIの発展が非常に多くの貢献をしているのではないかと思います。当社も完全にAI組織で動いていますしね(このブログは基本的に私が書いていますが、それ以外は人間がやらなくてはいけないところ以外はほぼAIが動かしています)。

またこのことは、Appleの動きを探って、Appleの新製品発表イベントより少し前に製品をリリースしてApple顧客を奪うという動きをしてきた中国国産スマートフォンメーカーには、頭が痛い問題かもしれません。ターナス氏就任は他のメーカーにとってバッドニュースだったかもしれませんね。

記事は以上です。

(記事情報元:9to5Mac)

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