Appleのメモリサプライヤーのハイニクスが大幅減収、iPhoneの販売台数減少が明らかに

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Appleのサプライヤーはずっと親玉のAppleにくっついていることで収益を上げ続けてきたが、もしAppleがつまづき始めたら、Appleに頼りっきりのサプライヤーは苦汁を飲むことになる。

韓国のメモリメーカー、ハイニクス(Hynix)が本日2016Q2(会計年度)の財務レポートを発表した。その営業収入はたったの3.66兆ウォン(約3540億円)で、昨年同期に比べて65%も落ち込み、ここ3年で最低の売上げとなってしまっている。

SK-Hynix-Incheon-factory

ハイニクスはApple iPhoneの最も主要なメモリチップのサプライヤーで、このハイニクスの営業収入が大幅ダウンしたことは、iPhoneの市場での苦戦の兆候であるのは間違いない。そしてAppleはこの記事公開後数時間後、本日夜中に、2016Q2(会計年度)の財務レポートを発表する。

もちろん、ハイニクスがAppleのサプライヤーの減収の最初の例ではない。過去数ヶ月の間、iPhone組立工場のフォックスコン(富士康、Foxconn、鴻海=ホンハイの中国法人)やペガトロン(和碩、Pegatron)、SoCの製造委託先のTSMC(台積電)など、比較的名前の知られたAppleのサプライヤー達も程度は違うものの減収が続いている。そんなわけで、2016Q2のiPhoneの販売台数は既に昨年同期に比べて落ち込むのは明らかだ。

昨年Q2では、Appleは6,100万台のiPhoneを販売したが、アナリストによれば今年のQ2の販売台数予測は約5,000万台ほどで、約20%の落ち込みということになる。

Appleは先月、コストパフォーマンスの高いiPhone SEを発売したものの、この機種はそれほど市場や消費者の注目を得られていないようだ。今年の秋のiPhone 7で、Appleはこの劣勢から挽回できるだろうか?

記事は以上。

(記事情報元:WeiPhone

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