AppleのiPhone 5sから初めて搭載されたTouch IDがもたらした利便性は既に皆さんがご存じの通り。もしそれがApple TVのリモコンに採用されたらどうなるだろう?
Apple TVは現行の第三世代(Apple TV 3G)がリリースされてから長い間アップデートされていない。しかしそれはAppleがApple TVを無視しているということではない。なぜなら過去の報道にもあったように、Apple TVはAppleのスマートホームエコシステムの中で重要な役割を果たすことになるかもしれないからだ。
本日米国の特許商標局が公開した新特許で、上記をAppleが進めているような暗示があった。そのうちの1つは明らかにApple TVのリモコンにTouch IDを搭載するというもので、それによってユーザがパスワード等の入力をすることなくいくつかのチャンネルにアクセスできるようになり、また指紋を登録した家族のメンバーにiTunes上で購買したコンテンツを共有することもできる。もっと重要なことは、Appleはこのリモコンを”ファミリーオートメーション機能とアプリをインタラクティブにすることが可能”ということだ。
実際には”指紋でユーザを認識した後そのユーザのデターをダウンロードし、ユーザに対応したチャンネルを表示するということを瞬時に行う”というもので、例えばリモコンのオンオフボタン(電源ボタン)にTouch IDを搭載し、ユーザがリモコンを持ってそこに指紋を載せると、デバイスはユーザがお気に入りのチャンネルを自動的に表示する、など。
AppleのHomeKit対応デバイスがこれからどんどんリリースされていくものとみられ、スマートホームのAppleの将来的な展開の中での重要性はますます高まっていくだろう。
画蛇添足 One more thing…
リモコンでユーザ認識か。。しかしもしApple TVで家族に隠れてアダルトものとかを見ていて、他の人や家族がいるところでTouch IDリモコンでApple TVを立ち上げたらそれらがいきなり映るとかいうことになると目も当てられない。。なんてことを想像してしまう。
記事は以上。
(記事情報元:MacDailyNews)