10月17日にiPhone6/6 Plusが日本を含む最初の販売地域よりも1ヶ月遅れで中国大陸でリリースされた。
香港からの密輸価格はこれで大幅に落ちて転売ヤーとしてもかなりやりにくくなったのだが、その後中国大陸版は特にキャリア版がいくつかの制限があることが判明した結果、やはり香港版がいいという噂が広まっているらしく、香港価格が少し持ち直しているようだ。

記事更新現在はまだ香港の公式Apple StoreではiPhone6/6 Plusは品切れ中で、オンライン注文もできない状態なので、香港内でも別のところでプレミア価格で買うしかない状態だ。

2014/10/22の香港旺角「先達廣場」の香港版価格情報

香港で最大の携帯電話市場、モンコック（旺角）の「先達廣場」のとある店舗が掲げている本日の価格は以下の通り。
単位は香港ドル（HKD）。
・買い取り価格

・販売価格

当然ながら、買い取りに対してある程度手数料をのせて売っていることがわかる。

友人が本日iPhone6 シルバー 128GBを買う時に場所によっては8,800HKDとふっかけるところもあったが、値切ることができ、8,200HKDまで落ちたとのこと。
Apple公式のiPhone6 シルバー 128GB 香港版価格は7,188HKDのため、差額のプレミアは約1,000HKDということになる。このプレミアの1,000HKDの中には、買い子（仕入れ役）と、仲買いの2つの業者の価格が入っていて、更に店の儲けが入っている。

画蛇添足：香港版はプレミアが付いても中国大陸正規版より安くなった

中国大陸のApple公式のiPhone6 シルバー 128GBの価格は6,888元、香港ドルになおすと、なんと8,732HKD！ということはプレミアが付いた香港版の方が安いということになる。
中国人が機能制限がない香港版を求めるのは無理もなく、しかも大陸版より安いとなれば尚更だ。
しかしこれである程度香港版も適正価格になった、ということだ。

あとは香港の公式ストアが正式に受付を再開したら更に価格は下がって、通常の状態に戻るだろう。iPhone6/6 Plus転売狂想曲の終焉だ！

記事は以上。