AppleにはMacBook Airのゴールドが本当に必要か?噂の12インチモデル検証

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Apple(アップル)の新型iPhone「iPhone6」初日分予約も終了し、新しいスマートウォッチ「Apple Watch」に関するスペックなどの情報も一段落した。
人々の目は既にまだ発表されていないAppleの次世代の製品に移っている。

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その中でも新型MacBook Airは筆頭株だろう。既に噂では12インチのMacBook Airが登場するというものがまことしやかに流れている。もちろんAppleは全く認めていないし、その12インチのMacBook Airが販売される証拠は何一つないのだが。

12インチMacBook Airのスペックの噂情報

噂では、12インチMacBook AirはRetinaディスプレイを搭載し、ファンレス設計となるという。更に海外のサイトA Tech Websiteによる情報では、12インチのMacBook AirはiPhoneと同様に3色の配色となる、即ちシルバー、スペースグレイ、ゴールドとなるという。そして発売時期は2015年になるという。

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Macが誕生して30周年を迎えるが、現在の最新現行版のMacBook Airはデザインやスペック上ではこれまでのものと大して変わらない。内部の細かなアップグレードくらいだ。やはりここは全く新しい製品でお祝いしてあげたいというのが人情だ。以前、DigiTimesの情報によれば、12インチのMacBook Airは今年第三四半期に量産に入り、台湾の会社が製造を担当するというものもあった。

しかし、前出のA Tech Websiteでは特に何も根拠が示されていないため、Cult of Macは記事の信憑性に懐疑的な態度をとっている。

ただ今のところ情報の信憑性はないにしても、最近の情勢を見ていれば、Appleが新たにRetinaディスプレイを搭載し、12インチディスプレイで、カラーバリエーションがあるMacBook Airを出すというのはあながち間違っていないのも確かだ。

12インチMacBook AirのRetinaディスプレイはありか

まず、現在のMacBook Airのディスプレイは、既に他のAppleのMacBook、iMacやiPhone、iPad等モバイルデバイスを含む全ての製品がRetinaディスプレイを搭載している中、一人だけその進化から取り残されている形になっている。これは追いつかないと”時代遅れなデバイス”という烙印を押されかねない。もうこれから新たに販売するモデルでRetinaディスプレイを搭載しないという選択肢はありえないといえるだろう。

12インチMacBook Airの12インチの大きさは妥当か

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上記のRetinaディスプレイが実現したとしたら、MacBook AirとMacBook Proのスペック上の違いはかなり少なくなり、12インチというサイズが消費者にとっての選択の理由となり、AppleのMacBookの製品ラインナップも成熟することになる。これまで11インチのMacBook Airには11インチモデルもあったが、この大きさで十分携帯に便利だし、過不足なく便利なところがある。12インチで11インチと同じ大きさでディスプレイの縁が狭くなる形で12インチを実現できたら、なおいいかもしれない。13インチは既にMacBook Proにその大きさが存在しており、もし12インチモデルが出たらMacBook Airの唯一の特色となりそうだ。
個人的にはキーボードの使いやすさが気になるところだ。Macの命はキーボードにあるのだから。

12インチMacBook Airのカラーバリエーション、ゴールドとスペースグレイは実現するか

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そしてゴールドとスペースグレイの配色は実現する可能性が非常に高いだろう。多くのカラーバリエーションを用意することは既にAppleの基本戦略となっている。昨年のiPhone5cとiPod Touch 5Gに加え、今回発表されたApple Watchには18金のゴールドバージョンまで登場したということは、製品のバリエーションを増やしてパーソナライズ化することをAppleが図っていることは明確だ。
去年のiPhone5sのゴールド版が売り出された瞬間に売り切れたことを考えれば、その他の色よりもゴールドが売れるということは十分考えられる(iPhone 6では裏の醜いDラインが目立つせいか、日本ではあまり人気がないみたいだが、中国ではプレミア価格がついているようだ)。
もしかしたら、この調子で新しいiPadやiPad miniにも同様にゴールドモデルが販売されるかもしれない。
ただ、ゴールドモデルが本当に必要かどうかは疑問が湧く。ビジネスのシーンで使われるパターンが多いMacBookシリーズ。パーソナライズがどこまで求められるのか、見極めが必要ではないだろうか。
その点、スペースグレイは落ち着いた色でビジネスにもいいかもしれない。

12インチMacBook Air、やはり”Air”シリーズは残してもらいたい

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MacBook Airシリーズの特色は、やはりあの薄さと軽さだ。あんなに誇らしげに、そして本当にいいものができたと、スティーブ・ジョブズがこれ以上にない笑顔で発表したMacBook Air。そのAirという名前に恥じず、非常に持ち運びに便利なマシン。私はともかく愛用している。

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上の写真のように車に轢かれたりすると壊れやすいらしいが、他の機種だって同じように車に轢かれたら無事ではないはずだ。

MacBook Proシリーズもどんどん厚みが薄くなってきてはいるが、あの重さはやはりちょっと持ち運びには辛い。肩凝りも酷くなる。AirシリーズはぜひAppleには残していただきたい。

12インチMacBook Airのリスク

しかし、12インチのMacBook Airにも全くリスクがないわけではない。5.5インチのiPhone6 PlusやiPad mini、そしてiPad Airの市場を12インチのMacBook Airが圧迫する可能性がある。
モバイルデバイスとはまた違った何らかの特色を持った形で登場しないと、MacBook Airは市場の荒波にもまれる可能性がある。

個人的には多くの仕事をiPadやiPhoneでできるように移行はしているが、キーボードやソフトウェアの使い勝手の問題でやはり仕事にはMacを持っておきたい。私が現在使用しているMacBook Airも2010年後期のモデルなので既に4年が経過しようとしている。正直現在でも不満は全くないのだが、時間が経っていることもあり、12インチモデルのMacBook Airが出たら私はすぐに買い換える予定。

MacBook Air 12インチモデルのリーク情報は引き続きこのブログでも追っていく予定。

記事は以上。

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