数年前から大型iPhoneを開発、更に新しい製品も?ティム・クックCEOが語る

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日本時間2014/9/10未明に行われたApple(アップル)の新製品発表スペシャルイベント。

しかしその事前の情報のリークの質と量が非常に甚大で、これはここ数年来Appleが最も指摘されている問題の1つでもある。iPhone5からiPhone5s/5c、そして今回のiPhone6/6 Plusまで、毎回新型iPhoneのだいたいの形状というのは半年ほど前に既にリークしてしまっているのが現状だ。
それによって、スティーブ・ジョブズ時代のAppleの発表イベントが人々をあっと言わせるほど驚かせるというような光景は見られなくなってしまった。
今年のイベントでは殆ど情報が漏れていなかったApple Watchがトリをつとめて何とか面目を保った形だが、実はAppleにはまだリークされていない新しいデバイスが開発中だという。

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Appleではまだ全くリークされていない新製品が開発中

数日前にPBSの取材を受けたAppleのCEO、ティム・クック(Tim Cook)が、将来の製品ラインナップについて語った。番組の司会のCharlie Roseに対してクックは、外部からはAppleが開発中の製品についてはまだ何も知られていないとし、なぜならまだそれに関する噂さえ出ていないからだとした。
恐らくApple WatchやApple Payの後の全く新しい製品ラインナップのことと思われるが、当然クックはどんなものかということについては口を割らなかった。

大型ディスプレイのiPhoneは数年前から準備

iPhone6とiPhone6 Plusについて、クックは取材の中で何度もそれを賞賛した。司会のRoseが”大型ディスプレイの携帯を出すことは、AppleがSamsungを追いかけているのではないか”と質問したときに、クックは”私はそうは思わないよ、私たちは既に数年前から大型iPhoneを出そうと考えていたんだ。でもそれは大型iPhoneを作るというほど簡単なものじゃないんだ。全ての方面において進化したデバイスを作らなくてはいけなかった。なぜ今リリースしたかというと、時が熟したと考えたからだ。更に卓越したディスプレイのテクノロジーと、更に優秀なバッテリーのもち、そして全ての部品が改良されてうまく構成されたもっと完璧なiPhone、そして最も重要なのがもっとフレキシブルでもっと大型ディスプレイに適した完全なシステムが揃ったんだ”と語っている。

iPhone6の”Bigger than bigger”という言葉にはこの精神が込められていたのだろう。

Apple Watchのチップはそれだけで1台のコンピュータのようなもの

クックは更に、iPod、iPhoneそしてiPadを含む全ての製品はこのように非常に精巧にできており、それはApple Watchでも例外ではないという。クックは確かにリリース時期は競争相手のスマートウォッチよりも遅くなったが、Appleが精巧な製品に執着する製品は誰にも疑いようがなく、たった1つのチップにさえ400〜500の部品が使われているというようなことはこれまでのApple製品の中にもなかったことだという。クックは”このチップはまるまる一台のコンピュータで、私たちは初めてこのように作り上げたことを知って欲しい”と述べている。

他にもティム・クックのインタビューは盛りだくさん

ティム・クックは他にもこのインタビューで、スティーブ・ジョブズのことも語っている。まだ本社の1階にはスティーブ・ジョブズの部屋が残されていて、ドアにジョブズの名前の札がかかっていることも。。
他にも、TVの将来の姿や、なぜBeatsを買収したのか、ということも語ってくれている。

英語だが、インタビューそのものはApple Insiderre/codeの記事にまとめられていてYoutubeで見ることができる。

広島弁か大阪弁で訳す人が出てこないかなあ。。と密かに期待している。

記事は以上。

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