北朝鮮のテクノロジーウェブ「North Korea Tech」のデータによると、今年の6月末までに北朝鮮の携帯ユーザ数は240万人に達し、昨年5月末の200万人に比べ40万人増加したという。
2009年、北朝鮮の携帯ユーザはたったの1,700人だったが、その後急激な成長を遂げ、2009年内に10万人まで増え、2012年には100万人、2013年には200万人に達した。ただ、昨年1年間はたった40万人しか増加していないことになり、増加率が急に下がったようだ。
「North Korea Tech」の情報によれば、北朝鮮の携帯市場は既に飽和状態になっており、北朝鮮国民の携帯電話に対する潜在市場はほぼ0であるという。それが原因で成長率が鈍化していると言うことだが、2012年には世界銀行の調査で2476万人の人口を抱える国の市場が、たったの240万人のユーザで飽和状態とは、まあ眉唾としかいいようがない。
日本とは国交がないため真実の姿が伝わってこない北朝鮮。
しかし中国とは国交があるため、最近は中国からの資本が入ってきて平壌など一部の都市は潤い始めているという。
独自で開発した(とはいえ中国人が手伝っていると思われる)タブレットPCなどもあるという情報もあり、本当にこの国が本気を出したら成長を見込める最後の東アジアの国になりそうだ。
もちろん統計も予測も当てにならない北朝鮮だが。。
記事は以上。
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