iPhone5sの目玉機能である、Touch ID(指紋認証)。
指紋認証を回避できる方法などで一時期話題になったが、
このTouch IDが先日公開された2013/10/31時点で最新iOSのiOS7.0.3では、
その指紋認識精度が向上しているというiPhone5sユーザの報告が相次いでいる。
元ネタは中国のApple関連情報サイトWeiPhoneの記事(中国語)。
iOS7.0.2までは、
Touch IDの指紋識別システムに時々問題が発生するというクレームが時々あった。
その問題とは、ユーザの指紋を時々どうやっても認識しないというのだ。
AppleはiOS7.0.3の更新・改善内容の中にTouch IDの識別問題については触れていないが、
状況証拠を見る限り、
恐らくオペレーションシステムの内部でも改善を行ったのではないかとみられる。
複数のユーザの報告によると、
iOS7.0.3でTouch IDを使うと、
指紋を正常に識別できる確率はほぼ100%になるといい、
基本的に識別できない問題は発生しなくなったという。
またiOS7.0.3にアップデートするだけではなく、
iPhone5sの設定でこれまで登録された指紋情報をいったん消去し、
また新しく指紋を登録しなおすことも有効だという情報もある。
これまでのApple製品恒例のことでもあるのだが、
やはり新製品の第一ロットには何かと問題がつきもので、
iPhone5sもその例外ではなく多くの問題を抱えている。
例えば個別だがiPhone5sのバッテリーの持ちがAppleの発表ほど持たない個体をユーザが発見し、
これに関してAppleは製造段階で発生する問題だとしてApple Storeが交換に応じるというようなことも起きている。
上に書いたとおりこんなことがあるのは恒例のことなので、
私はAppleの新製品については、
できれば第一ロットは買わないようにしている。
まだiPhone5sを手に入れていないのはそのためだ。
昨年のiPhone5も2ヶ月以上待ってから購入した。
しかしそろそろ供給が安定してきたら購入したい気持ちもある。
やはりTouch IDは一日に何度繰り返すかわからないロック解除のためのパスワード入力から解放されるだけで、
人間のどれだけの時間を短縮してくれるだろうと考えるだけでも買いたくなるものだ。
11月1日(明日)には、
世界最大のキャリア中国移動が中国で4Gサービスを始めるという情報が流れたこともあり、
それまで待ってみてから考えてみても遅くないかと思っている。
記事は以上。