来年リリースのiPhone6には更に大きいディスプレイを採用。アナリストの分析

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来週月曜日(28日)に、Appleは四半期の財務諸表を公表する。
アメリカで長期的にAppleに注目し分析しているアナリスト、
Gene Munsterは、Appleの将来の業績と目標株価についてレポートを発表し、
それと同時にAppleは来年、
更に大きなディスプレイを採用したiPhone6をリリースするだろうと分析している。
またそのリリース時期は現在噂されている時期よりも更に早まるとのことだ。
Gene Munsterのレポートについての原文はこちら(business insiderの記事、英語)。

Munsterは、多くの要因によって市場はAppleの株価に対して楽観的な見方を続けるだろうとし、
現在のAppleの株価は531ドルだが、
Munsterの設定した目標株価は640ドルとしている。

昨年iPhone5のブームが去って以降、
つまり昨年の第4四半期と今年の第一四半期、
投資家はiPhoneの売上げが下がることを心配し、
Appleの株価は急激に下落した。
Munsterは、今年年末にiPhoneの販売量は多少下がるだろうが、
昨年ほどの下落幅ではないとしている。
iPhone5sの販売の勢いは恐らく続くものとMunsterは見ているようだ。

更にMunsterは、iPhone5sよりも重要なのが、
来年リリースされるとみられる次世代iPhoneのiPhone6で、
リリース時期は大方の予想の来年秋よりも前倒しになること、
またこのiPhone6が更に大きなディスプレイを採用することで、
このiPhone6が更に好調な売れ行きとなるのではないかと見ている。

他のテクニカル系メディアでは、
iPhone6は5インチディスプレイを採用し、
近接通信機能チップNFCも搭載、
更に撮影機能ももっとよいセンサーを搭載して向上させるという見方が殆どだ。

ただMunsterは、消費者のiPhone6への注目が、
iPhone5sの販売量の低下を招くことについては心配をしている。

そして気になるのがAppleが開発しているともっぱらの噂のスマートウォッチ、iWatchについてだ。
MunsterはやはりこのスマートウォッチがコードネームがiWatchであるとしている。
更にスマートテレビについてもAppleが開発中であることを明かし、
これらの新製品の噂が、Appleの株価の上昇を後押ししていると分析している。

ただ、Munsterはその分析レポートの中で、
新製品のこれらの具体的なリリース時期については触れていないし、
新機種の仕様に関してはメディアでこれまで流れた情報の受け売りをしているとみていいだろう。

これまでの他のメディアの情報によると、
iWatchは2015年にリリーされるのではないかと見られている。
多くの状況証拠によって、
Appleがこの今年スマートウォッチのプロジェクトチームをスタートさせていることは明らかになっている。
現在はまだ開発・設計と改善を行っている段階で、
恐らく来年にはロット生産が始まるのではないかと見られている。

スマートテレビデバイスのApple TVについては、
来年の秋頃に製品がリリースされるとみられている。
他のメディアの情報によると、このApple TVには、
MicrosoftのKinectのゲーム体感コントローラーと同様の操作コントロールシステムを導入するとみられている。

現行のiPhoneやiPadではほぼイノベーションが終了し、
ほぼマンネリ化している。
あとは細かい改善だけになっていくだろう。
Appleには新しく、消費者をあっと驚かせるような機能を持った全く新しいデバイスのリリースが求められていると言える。

記事は以上。

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