中国大陸聯通(チャイナユニコム)版iPhone情報

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中国大陸版iPhone 3Gが中国聯通(China Unicom)から発売される(以下聯通版iPhoneとします
)ことが決定されましたが、
発売時期についてはまだ確定されていません。
が、内部情報がだんだん漏洩されてくるにつれて、色々と期待も高まっています。

■聯通版iPhoneの画面
内部資料によると、SMSのアイコンがOS3.0ではなくOS2.0または2.1のバージョンのアイコンになっています。資料の画面にはコンパスがないため、今回の資料は3GSではない可能性があります。

■Net方式によるネットワークのみサポート(WiFiはサポートされない)
以前聯通よりWiFi機能付きのiPhoneが発売されるというニュースリリースを出したことがありました。しかし業界内部の分析としては、これは聯通の実験的な動きであるとのことです。目的は2つあり、1つは政府工信部のWiFi開放のラインを探るため、もう1つは世論を味方に付けて工信部が世論に従うよう仕向けるというものです。
しかし内部資料によると聯通版iPhone画面上にはWiFiのアイコンが無く、またマニュアルにもはっきりと「この携帯はNet方式でのネットワーク接続のみサポート」と明記されています。また設定画面にもWiFiオン/オフの欄がないため、最終的に発売されるバージョンの聯通版iPhoneにはWiFiがあるのかどうか、現在のところ確実な情報はありません。
少し前のある内部の人から「聯通はまずWiFi機能なしバージョンのiPhoneを1ロット発売し、その後WiFi付きバージョンを発売する」との情報がありましたが、聯通の常小兵社長が8月31日に記者に向けて「今回のiPhoneにはWiFiはありません。我々はアップルに対しこの機能をサポートして、中国政府の監督管理部門の要求を満足した新しい世代のiPhoneを中国で発売することを望んでいる」と答えたばかり。

■聯通WOショッピング
内部資料では、中国聯通が提供しているWO-Storeがあるのが見てとれます。中国聯通の内部情報によると、AppleのApp Storeのように、音楽・GPS・ビジネス・マルチメディアなどのソフトが購入できるようです。

■販売価格
聯通版iPhoneの価格は既に確定しているそうです。
最安版は1999元ですが、聯通と2年の契約を結ばないといけません。
現在までの情報によると、8GBのiPhone 3Gが2年の186元/月のパック契約とセットの価格が1999元で、16GBのiPhone 3GSが2999元。もしユーザが186元のパック内容に不満があるようならば、6000元を先に支払って18ヶ月使用するという条件で、iPhone 3GSを手に入れることができるようになるとか。
しかし初期価格は日本や現在市場に出回っている海外版と比べてかなり安い印象ですね。8GBの3Gが30,000円以下、16GBの3GSが45,000円以下。但し186元のパックはどうかなと。内容によりますね。
年間で2232元、3年で6696元。確かに先に6000元払って好きなパックにして、しかも18ヶ月で解約できるのであれば先払い6000元はいいかもしれないですが、中国人にとって6000元は一括で払うにはなかなか勇気のいる価格です。

さあ、WiFiは付くのかどうか?
付かなかったとして、売れるかどうか?
まあもし186元のパックに3G接続し放題があればWiFiはいらない気もしますけどね。

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