本日未明、AppleはiOS 8.4.0(iOS 8.4)の認証を打ち切った。これによってiOS 8.4のアップグレード・バージョン保持復元・ダウングレードを含む全てのiOS 8.4.0への復元が不可能になった。8月14日のiOS 8.4.1のリリースから8日で認証の打ち切りが行われたことになる。
脱獄犯にとっては暗黒時代の始まり、だが希望もある
記事更新現在、最新のiOS 8.4.1対応の脱獄ツールは登場していないため、これから暫くは脱獄が可能なバージョンへの復元が不可能な暗黒時代に突入してしまったことになる。
なお、現行のiOS 8.4.1については、一昨日8月21日に中国のiOS脱獄ハッカーチームのPanguteamが完全脱獄に成功したことは昨日のブログ記事でもお伝えしたとおり。もしその完全脱獄に使われたセキュリティホールがiOS 9で塞がれていたのであれば、iOS 8.4.1の完全脱獄ツールがPanguからリリースされる可能性もある。ただiOS 9の正式版リリースまでは1ヶ月を切っているので、iOS 8.4.1は短命に終わる可能性が高く、今更リリースをしないかもしれない。
そして上記のセキュリティホールがもしまだ塞がれていないのであれば、iOS 9の正式版がリリースされ、iPhone 6s等新機種がリリースされて十分に話題性が出るタイミングでPanguから完全脱獄ツールがリリースされるかもしれない。そうなると、次世代iPhone 6sも最初から脱獄が可能になる可能性もあるかもしれない、とちょっと期待したりしている。
記事は以上。
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