AppleのiPhoneのディスプレイ表面のガラスには一貫してコーニング社のゴリラガラスが採用されている。他社の競合製品より割れにくく、傷つきにくいといわれているが、それでもやはり落としてヒビが入ったりする例は後を絶たない。
統計では85%以上の人がスマホを落としたことがある結果に
最近の世界的な統計によると、85%以上のスマホユーザが1年に1回はスマホを落としており、55%が3回かそれ以上落としているという。そして60%以上のスマホオーナーが肩から腰の間の高さからスマホを落としているという統計もある。
次世代【iPhone 7】には最新のゴリラガラス5がいち早く採用か
そんな中、Patently Appleの情報によると、今年秋9月頃に発売される予定の次世代iPhone【iPhone 7(仮称)】には、コーニング社の最新技術が詰め込まれたより割れにくく傷つきにくいゴリラガラス5(Gorilla Glass 5)が採用されるようだ。
現行よりもよりタフで強い【ゴリラガラス5】
このコーニング社のゴリラガラス5では、ディスプレイが下向きになって1.6mの高さから凹凸のある地面に落としても、80%は生き残るようになっているようだ(逆にいえば20%は助からないので、絶対に問題ない、万能というわけではない)。ちなみに現行のゴリラガラス4は2014年にリリースされているが、その際は1mの高さから落下テストが実施されていた。
【より衝撃に強いディスプレイ】がiPhone 7の目玉になるか
コーニング社によれば、ゴリラガラス5は既に販売開始されており、そしてメジャーなグローバルブランドには今年のもう少し後から供給されるという。Appleの次世代iPhone【iPhone 7】は外観は現行のiPhone 6sシリーズとそれほど変わらないという噂が定説だが、ライバルのサムスン(SAMSUNG)やその他のメーカーに先駆けてこのゴリラガラス5を採用することで、より割れにくく傷つきにくいスマートフォンを先んじてユーザに届けられるということを新機種の目玉の1つにする可能性もある。
なお、ゴリラガラス5についての詳細はこちらをご覧ください。
画蛇添足 One more thing…
とはいえ上記の通り、1.6mの高さから落とすとやはり20%は助からない。私も開発に関わっている、2015年度グッドデザイン賞受賞の究極のiPhoneカバー【Palmo(パルモ)】をつければ、ゴリラガラス5でさえ完璧ではないその生存率を更に飛躍的に高めることができること請け合いだ。
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記事は以上。
(記事情報元:Patently Apple)