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スマートフォン業界では、Appleが自社開発している”A”シリーズチップは業界で常にトップをひた走ってきた。では後2〜3日後に発表を控えた新型iPhone【iPhone 7】に搭載予定のA10チップはどうだろうか？
本日、またもやA10チップのベンチマークスコアとされる画面のスクリーンショットがリークした（以前リークしたものはニセモノだった）。ベンチマークテストはGeekbench 4.0によって行われたとされており、A10チップのシングルコアのスコアは3379点で、マルチコアのスコアは5495点となっている。
もしこれが本物であれば、の話だが。。
ちなみにiPhone 6sに搭載されているA9チップのベンチマークスコアはシングルコアが2495点、マルチコアが4351点で、比較してもA10チップの性能の向上は明らかだ。もし上記の数字が正しければ、A10チップはマルチコアのスコアでは既にクアルコム（Qualcomm）のスナップドラゴン820のクアッドコアの5423点を上回っているし、シングルコアではサムスン（Samsung）のExynos 8890のようなオクタコアプロセッサを遥かに上回っている。
そして驚くなかれ、それだけの性能を発揮するA10チップはまだデュアルコアなのだ。
以下が現行のスマートフォン各種のプロセッサ性能比較。なお、A10チップもサムスンGalaxy S7に搭載されているExynos 8890にはマルチスコアの性能では負けている。
ただ、今回のベンチマークスコアが正しいとすれば、iPhone 7のRAMは2GBということになる。噂ではiPhone 7 PlusのRAMは3GBになるということだが、それを確証するものは出てきていない。
Appleは日本時間9月8日午前2時にiPhone 7とiPhone 7 Plusを発表するとみられる。その後、上記のスコアが正しかったかが証明されるだろう。
そして忘れてはいけないことは、AppleのiPhoneの性能は強力なプロセッサだけではなく、それに完全に適合したiOSとの組み合わせでAndroidには真似できない安定性と速度を生み出していることだ。
記事は以上。
（記事情報元：WeiPhone）