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本日未明にリリースされた「iOS 10.3」。新ファイルシステム「APFS（Apple File System）」の導入が目玉で、導入後そのスピードは体感できるほど速くなっている。
しかし、やはりファイルシステムの変更があった「iOS 10.3正式版」には不具合があった。。
（2017/3/29追記）この不具合はKindle iOSアプリ バージョン5.9.1にて修正されている。詳細は以下の記事参照。
「iOS 10.3」、Kindleアプリで文字のあるページが読み込まれない不具合
Kindleアプリで、文字が表示されず、画像が表示されるページから移動すると中央でぐるぐる回ったまま回復しないのだ。。Oh no!! Amazonさんなんとかしてくださいよー！
証拠画像（スクリーンショット）
▼画像は表示される。内容はあんまり気にしないでください。。
▼しかし次のページのテキストだけのページに移動すると、中央でぐるぐる。。で終わらない。アプリを落とすしかない。
iOS 10.3ベータ版でも既にこの不具合は報告されていた
実はAppleの公式デベロッパ向けフォーラムで、iOS 10.3ベータ版の段階でもこの不具合は報告されていた。しかも英語でだ。
しかしこの不具合報告に関しては、一切Amazon公式から返答がなかった。結局ベータ版で報告されていた不具合にかかわらず、正式版がリリースされる段階になってもアプリにこの不具合が残されたことになる。
対処方法
他のサイト等に、書籍の再ダウンロード（再DL）をすると不具合が修正するという情報があったため上記の金正男さん関連の本の再DLを行ったが、不具合は修正されなかった。
ということで、対処方法は1つ前のバージョン、iOS 10.2.1にダウングレードするしかないかと。
まずはiOS 10.2.1のOFW（オフィシャルファームウェア）をダウンロードして復元してダウングレード（母艦のiTunesに繋ぎ、iPhone・iPad・iPod Touchの復元ボタンをMacならOptionキー、WindowsならShiftキーを押しながら左クリックし、ダイアログからダウンロードしたOFWファイルを選択すればOK）し、その後バックアップからデータを復元すれば、ファイルシステムは元に戻り、Kindleアプリも問題なく動くようになる。
iOS 10.2.1のOFWはこちらからダウンロード可能。
もしKindleアプリを正常に使いたい人は、iOS 10.3にアップデートしないか、アップデートしてしまった人は今のうちに上記の方法でiOS 10.2.1にダウングレードした後復元すればOKだ。今のところ、まだ1つ前のバージョンのiOS 10.2.1のSHSH（認証）は発行されている（ただし、これまでの慣習では1週間程度でiOS 10.2.1のSHSHの発行は打ち切られると思われる）。
iOS 10.3にアップデートする前に必ずiOS 10.2.1のバックアップを！
当ブログでも警告していたとおり、やはりファイルシステムの変更は大きい変更なので、上記のような不具合があることを想定して、iOS 10.2.1のバックアップはとっておくべきだ。
Kindleではないアプリで私は不具合を発見していないが、今後他にも使えないアプリが出てくるかもしれない。
記事は以上。