アメリカでは1家庭平均で2台以上、64%以上の個人が何らかのApple製品を1台以上所有していることが明らかに

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アメリカのニュースメディア≪CNBC≫によるアンケートによると、64%のアメリカ人が何らかのApple製品を所有していることがわかりました。5年前の同じアンケートの結果は50%で、5年で14%増加したことになります。

Apple-Store

このアンケートは9月下旬にアメリカ国内の800人に対して行われたもので、CNBCによればこのアンケートの誤差は±3.5%以内であるとのことです。

アンケートによれば、アメリカ人の家庭では平均2.6台のApple製品を所有していることもわかっています。ただ、他の製品との分類統計では、Apple製品の所有シェアは50%以下になっています。

更に、収入別・年齢別・人種(種族)別・性別で人口グループを分けた場合、半数以上のグループが少なくとも1台以上のApple製品を持っていることがわかりました。そして年収3万ドル以下の家庭と、定年退職後の人達、そして50歳以上の女性の家庭が、Apple製品の所有率が50%以下となっているそうです。

そしてもちろん予測通り、高所得者層の家庭ではApple製品の所有率は非常に高くなっています。年収10万ドルを超えるアメリカ人のうち、87%が1台以上のApple製品を持っていて、最も裕福なアメリカ人は、家庭内で4.7台のApple製品を所有し、最も貧困なアメリカ人家庭では1台となっています。その他の数字として、アメリカ西部では家庭で平均3.7台のApple製品を所有していますが、南部では家庭で平均2.2台しか所有しておらず、地方でも所得差と所有率が比例していることもわかっています。

上記のような結果を受けて、民意アンケート専門家からも驚きの声が上がっているようです。というのも、現在のApple製品の価格帯からすると、このような所有率の数字が出ることは聞いたことがなかったというのです。

Hart Researchのアナリスト、Jay Campbell氏は「私は他にこんな製品を見たことがありません。。特に価格がここまで高い類似の製品で、消費者グループの中でここまで安定した成長と強力な浸透力を持つのは」と語っています。しかもこれは民意世論調査と一緒に行われたもので、特にApple製品のみに限って調査されたものではないということです。

回答者のうち、64%が自分の使っているスマートフォンが「殆どの場合高効率で役に立つもの」としており、27%の人が「基本的に効率がよくない」と回答しているとのことです。

ちなみにスマートフォンの使用目的は平均的には、iPhoneでは電話、メールとSMS(ショートメッセージ)が主な使用目的で、その次がSNSなどのソーシャルメディアアプリとなっているそうです。大多数のアメリカ人の回答者は、iPhoneで動画やゲーム、またショッピングはそれほどしないと答えているようです。

この結果を受けて、Jay Campbell氏は、人々の自身が手にしているスマートフォンのエンターテインメント性能への評価が低すぎ、また自分がスマートフォンに使っている時間を少なく見積もりすぎているのではないかとしています。「ただ、全体的には現状では、スマートフォンは確かにアメリカの労働者階級や家庭に対して、彼らの時間の使い方の効率を高め、本来できなかったことをできるようにしています。私は皆さんがこのことについて認識し、楽しんでいると思います」と述べています。

iPhone8_series

2017年の初め頃に発表された、マーケティングPiper Jaffrayの研究結果によれば、76%のアメリカの青少年が1台はiPhoneを所有していて、昨年の2016年同時期は69%だったため、1年で7%増えています。また81%の青少年が、次のスマートフォンをiPhoneにする予定と答えており、2016年にはその数字は75%でした。同様に6%増えていることがわかります。Piper Jaffrayのアンケート対象は、5,500人の平均年齢16歳の青少年で、上記のCNBCのアンケート対象800人に比べると非常に多くなっています。

ということで、iPhoneはやはりアメリカでも青少年に非常に人気があることがわかりました。ちなみに日本でも女子高生の所有率が非常に高いそうで(60%超え)、その理由はなんと学校でiPhoneを使っていないと話題が合わずに仲間に入れてもらえないから、という所謂「同調圧力」によるものとされています。また、iPhoneは価格が高く、自分ではなかなか買えないため、どれだけ両親からお金を引き出しているか、大事にされているかということのアピールにもなっているようです。なんだか私も高校時代を思い出します。いじめや仲間外れは怖かったですからね。

そしてApple製品の世界第2の市場といわれる中国では、日本と違って他人が何を使っているかということにはあまり関心はないですが、自分は他の人よりもいいものを使っていることを誇示したいというある意味メンツのようなものがあり、それで片方の腎臓を売ってでもiPhoneを買うという人まで現れています。また新型iPhoneでいえば、従来のiPhoneとぱっと見の外観は殆ど変わらない【iPhone 8/8 Plus】の売れ行きがよくなく、外観が変わり価格も高い【iPhone X】をみんな待っている状態だといわれています。

ちなみに私自身は全然裕福ではないのですが、仕事柄(?)、Apple製品をかなり持っています。。

  1. MacBook Pro 15インチ
  2. iPhone 8 Plus
  3. iPhone 7 Plus
  4. iPhone SE
  5. iPad Pro 10.5インチ
  6. Apple Watch Series 3

やっぱり持ちすぎですよね。そろそろ整理しなくては。。

記事は以上です。

(記事情報元:CNBC

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