【Apple Watch Series 12】の新しい充電ケーブルが、日本のApple公式ストアで5,280円で販売されています。本体には同じものが同梱されるので、買い足しを考えるのは主に外出先や充電スタンド用となります。見た目が同じケーブルでも、短時間で充電できる量に差がつくのは気になりますよね。

型番A3277、供給電力は従来の倍、追加購入は5,280円
MacRumorsが確認した新型の型番はA3277。最大供給電力は従来の5Wから10Wに増えています。同誌は、新しいSeries 12とUltra 4の充電性能を引き出すには、このケーブルと10W以上のUSB PD電源が必要だということを述べています。そこでAppleの公式試験を見てみると、A3277と20W USB-C電源アダプタを組み合わせています。手元にこの20W電源があれば、そのまま使えます。
出力は2倍、15分で増やせる使用時間は1.5倍
Appleの公表値では、新型ケーブルで15分充電するとSeries 12は最大12時間、Ultra 4は最大18時間使えます。MacRumorsの新旧ケーブル比較では、Series 12を従来のケーブルにつないだ場合は8時間。差は12−8=4時間、比率は12÷8=1.5倍になります。

10÷5=2倍なのは最大供給電力の比率ですが、短時間で補える使用時間は1.5倍。というわけで「10Wだから満充電まで半分の時間で済む」と考えるのは早計ですね。Appleも、充電結果は残量、設定、温度などで変わると説明しています。
買い足す前に、時計と箱の中身を確認
Series 12の同梱物には、1mの磁気高速充電USB-Cケーブルが含まれます。自宅でこれを使うだけなら、ケーブルの追加費用は0円です。一方で電源アダプタは同梱一覧にありません。普通まずは箱のケーブルと手持ちの電源アダプタを組み合わせるということになりますよね。
Apple Watchの旧機種も高速充電の対象となります。Series 7以降などは従来から高速充電に対応しています。ただなぜかSeries 11やUltra 3はA3277ケーブル(10W充電対応ケーブル)に交換しても今回の速度向上を得られないとMacRumorsが報道しています。私はUltra 3なので、え?Ultraなのに?という感じですが。。
なお今月は新製品発表イベントでiPhone 18 Proの急速充電条件も話題になりました。端子がUSB-Cでも、必要な電源とケーブルは製品ごとに違います。新製品と一緒にアクセサリをまとめて買い替える時期には、対応表と同梱物の確認をしておいたほうがいいといえるでしょうね。
小龍的にはこう思った
小龍的には、今回の価値は、寝るときに時計を外さずに済むよう、日中の充電を短くできる点にあると思います。Series 12は5分の充電で最大10時間の睡眠記録にも対応するとのことで、夕方の補充で外出を乗り切るのか、または寝る直前に睡眠記録の分を補うのか。。色々と充電タイミングの選択の幅が広がります。
そこで今回の追加ケーブルの1本が効くのは、朝は自宅、昼は職場というように、充電する場所を分けたい人でしょう。自宅には同梱ケーブルを固定し、持ち運び用を別に用意する使い方です。充電スタンドへ差し込むなら、ケーブルを交換できる構造かも購入前の確認点。毎回スタンドから抜いて持ち出す手間をなくせるなら、予備にも意味がありますよね。
逆に、同梱の1本で普段の補充が足りる人は、まずそのまま使えば十分です。買う理由は「新しくなったから」よりも、時計を外せる短い時間に、充電器がその場にあることかなと。逆に私のように家などに3in1(iPhone MagSage、Apple Watch、iPod ProケースのQiワイヤレス充電)などのコンパクト型充電器を置いているような人は、追加ケーブルをわざわざ買う必要はなさそうです。
記事は以上です。
(記事情報元:Apple日本公式ストア、Appleのバッテリー試験、Apple技術仕様。新旧ケーブルの出力・比較はMacRumors。円換算は1ドル=155.41円、三菱UFJ銀行の公表相場の仲値TTM(2026年9月16日)を使用)
