Appleは日本時間9月10日未明にアメリカのサンフランシスコで新型iPhone【iPhone 6s】と【iPhone 6s Plus】のリリース発表をした。その12の第一弾販売国・地域には、アメリカやオーストラリア、カナダ、日本、香港等のいつもの顔ぶれ以外に、あの莫大な人口を抱えるお隣の国【中国(大陸地区)】が含まれていた。
昨年と違い、中国の消費者もiPhone 6s/6s Plusを予約できるようになった。中国時間午後3時1分、消費者はAppleのオフィシャルサイトやキャリアなどでiPhone 6sの予約受付を開始できたのだ。
米国版や香港版の少々複雑な購入手続きに比べ、中国国内版の購入の敷居は低くなった。Piper Jaffrayのアナリスト、Gene Munsterは、中国の通信キャリア(中国移動、中国聯通、中国電信の三大キャリア)とアップルによって提供された値引プランが消費者が新しいiPhoneを買う敷居を下げ、それが予約数量の増加に繋がったと分析している。
Gene Munsterの昨日発表した投資レポートでは、以下のようにまとめられている。
“私たちは、中国単独で予約数量が大幅に上昇したことを信じている。恐らく最終的にiPhoneの全体販売数量の30%ほどになるだろう。”
via Venture Beat
それ以外にも、Gene Munsterは、今年の予約受付後24時間以内にiPhone 6s/6s Plusの予約数量は500万台に達するだろうと予測している。そしてもし去年の400万台を超えなければ、Appleは具体的な数量を発表しないだろうともしている。
いずれにせよ、Appleのこれまでの慣習によれば、もしiPhone 6s/6s Plusの予約台数がiPhone 6/6 Plusを上回っていれば、本日には予約台数が発表される可能性がある。
“No pains, no gains”。。。中国人の戦闘力が加わって、今年はiPhoneの予約台数が爆発しただろうか?
ただ、中国のApple公式サイトでは、既に一日半経った今でもiPhone 6sについては当日手に入るモデルもある(シルバー・ゴールドモデルの128GB)。また、その他のモデルもほぼ2〜3週間で手に入る。つまりそれほど爆発的には売れていない可能性があるのか、それとも相当数が準備されたかのどちらかだろう。
記事は以上。
(記事情報元:Venture Beat)