AppleのMac用OS、OS Xはリリースされてから9つのバージョンは全てネコ科の動物の名前がつけられていたが、一昨年2013年のOS X 10.9 Mavericks(マベリックス)から、その伝統が崩され、昨年の2014年にリリースされたOS X 10.10にもYosemite(ヨセミテ)と2代連続で観光地の名前がつけられた。では、次世代のOS X 10.11は米国のどこの地名になるのだろうか?
中国のメディアcnBetaが10の候補を挙げて予測をしているので紹介しよう。ツッコミは、最後に。
1. Mac OS X Cupertino
クパチーノといえば、Appleの本社があるところで、Appleとクパチーノはいわば一心同体のようなものだ。クパチーノの全人口が58,000人に対し、Appleの従業員が15,000人もいる。
2. Mac OS X Hollywood
Appleのクリエイティブ産業が最も息づいているところ。MacとMac Proはずっとプロのビジュアル特効や映画のポストプロダクションで最も使われているマシンだ。またスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)、そして彼がトップを務めていたPixar(ピクサー)、そしてハリウッド映画の三者は非常に密接な関係だったからだ。
3. Mac OS X San Francisco Bay
もともと素晴らしい風景が楽しめるだけではなく、サンフランシスコ自体がアーティストが集まるところで、ここでは多様な文化や開放的な思想が花開いている。Apple製品と非常にぴったりだ。
4. Mac OS X Death Valley
名前はちょっと不吉だが、Mavericksと同じように、いわゆるエクストリーム系のスポーツが好きな人のあこがれの地だ。ただ、ユーザとしてはこのような暗い名前の製品は買いたくないかもしれない。
5. Mac OS X Mojave
Mojave砂漠はYosemiteの後継としてはぴったりの名前かもしれない。まさに自然の原生がそのまま残されていて、アメリカの特色が満ち溢れ、また非日常の風景が楽しめるところだからだ。また、Joshua Treeもいい候補かもしれない。なぜならJoshua Tree National ParkはMojave砂漠の中にあるからだ。
6. Mac OS X Buttonwillow
カリフォルニア州の地理的な中心だから。
7. Mac OS X Hillcrest
サンチアゴの最大の同性愛コミュニティがあるところで、2000年の人口調査では現地の43%の家庭が男性または女性の同性愛者だったとか。
8. Mac OS X Long Beach
南カリフォルニアの海辺の街で、地中海気候の非常に気持ちいい環境だ。だがOS X 10.11とは何も関係がないかもしれない。
9. Mac OS X Lake Tahoe
ネバダ州とカリフォルニア州の境目にあり、米国を代表する観光地の一つだから。
10. Mac OS X Sequoia
世界最大の樹木であるシャーマン将軍の木をはじめとして、世界最大樹木トップ10のうち5種類がこのセコイア国立公園に集中していて、ネバダ山脈の雄々しい姿と、長い時間が経っても衰えないという特徴がOS Xのシステムの名前としてぴったりかもしれない。
画蛇添足
7.あたりがちゃっかり入ってるのがなかなか笑えた。
もしかしたら次世代はOS XIになるかもしれず、何ともいえないが、こういう想像はなかなか楽しい。
記事は以上。