危険!サードパーティ製の充電器でiPhoneのチップが破壊されることが実験で証明

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2014-06-20-15-20-08

ユーザの安全のため、AppleはiOSユーザにサードパーティ製の充電器を使わないように警告していたことがある。
なぜなら認証を受けていない充電器は加熱による発火の危険性や、サージを発生させる等の事件を既に起こしているからだ。

また質の悪いサードパーティ製の充電器は、ユーザの人身や財産の安全に対して脅威になりうるだけではなく、直接デバイス本体のハードウェアにも影響を与える可能性もあることがわかっている。

イギリスのリペアサイトMemdmyiの記事によれば、彼らは実験によって認証を受けていないサードパーティ製の充電器とUSBケーブルがiPhone5のロジックボードに損傷を与えることを証明したとのこと。
実験によれば、まず破壊されるのがロジックボード上の「U2(ボノじゃないよ)」というICチップだそうだ。
これは、ユーザがサードパーティ製の充電器またはケーブルを使っていると、iPhone5の電源システムまたはバッテリー充電時間のシステムによる判定に影響することを意味する。
なぜなら、このU2というICチップは主にiPhoneのバッテリー管理やスリープボタン押下による電源のオンオフやUSB機能の一部を司っており、これが壊れるとユーザはロジックボードまたは本体を交換するしかなくなってしまう。

昨年8月、AppleがUSB充電器のリコールを行ったのを覚えている人も多いだろう。同社はユーザがAppleのUSB充電器に対し何らかの不安を抱いた場合は、それらをAppleストアまたはAppleの認証を受けたサービスセンターに送れば、同社はエコシステムに基づいてそれらを処理するということになっていた。

いずれにせよ、認証を受けていない充電器やケーブルを使うのはiPhoneのバッテリーの寿命を縮めるだけではなく、本体のロジックボードにも影響を与えることがあり得るので、できるだけ正規品かAppleの認証を受けたものを使うようにしたいものだ。

記事は以上。

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