某国ネット規制回避方法の切り札として、
当ブログでもイチオシで紹介している12VPN。
6月3日の記事で、
六四についてのネット接続やVPNサービスへの影響について言及したが、
その前後か、正確な時期はよくわからないが、
12VPNのミラーサイト”getsetupfile.com”が、
中国から河蟹(アクセス禁止)されてしまったことに気がついた。
これでは中国の中からでは、
VPN環境なしでは12VPN申し込みやダウンロードサイトに一切接続できないではないか。
ということで現在12VPNサポートに、
何らかの対策を考えているのか、
またその対策実施期限について問い合わせている。
回答があり次第、
また当ブログにて紹介させていただく。
※河蟹=he xie(ホーシエ)。中国のネットスラング。
前総書記の胡錦濤が掲げた国家発展指針
”和諧社会(調和のとれた社会)”の”和諧(he xie)”から、
政府のいう「調和をとる」ということは、
ネットで検閲をして、
共産党一党独裁体制に都合の悪い情報を片っ端からアクセス禁止にして、
臭い物には蓋ということなのか?
と中国政府のしょうもない政策を皮肉った隠語だ。
※ちなみに”河蟹”に対して、
うまく隠語などを使って検閲の目を逃れるネットユーザーの姿の象徴を、
”草泥馬(cao ni ma=アルパカ)”という。
cao ni maとは中国でも非常にポピュラー(?)な放送禁止用語の悪口で、
英語ではYour Mother Fuckerに相当する。
それを読み方が同じ他の字や絵に当てはめて表現するというやり方は、
中国でも、日本でも某掲示板などではポピュラーなやり方である。
とりあえず、今のところ当ブログでも他に紹介しているつながるNowは問題ないようだ。
何か変化があったらまたお知らせしたいと思う。
記事は以上。