Appleはいまだに対策せず!?iPhone 6sのホームボタンが燃えるように熱くなる不具合現象発生

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iPhoneの品質コントロールは部品レベルまで凄まじいレベルで行われており、毎年新しいiPhoneが販売されるたびに小さい問題は発生するものの、大問題には発展していない。毎年1億台以上を売るデバイスとしては非常に優秀といわざるを得ない。

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iPhone 6sに搭載された第2世代Touch ID。Image by Apple

しかし最近、一部のユーザがAppleのサポートフォーラムで、iPhone 6sのホームボタンが熱くなるというクレームが発生している。しかも、燃えるように(焼けるように)熱くなるという(今風にいえば、熱いにもほどがある?)。

あるユーザは、初めてその問題を発生した時にはiPhone 6sを再起動して解決したという。しかし1ヶ月後また同じ問題が発生し、今度はiPhone 6sの動きが固まったりするようになり、ホワイトスクリーン(白い背景にアップルロゴマーク、SpringBoardの再起動か)現象が起こるようになったため、強制リセット(スリープボタンと音量ボタンを長時間同時押し)でなんとか正常に戻り、そしてその後同様の問題は起こっていないという。

これは本来は個別の案件のようだが、このユーザはRedditで調べたところ同様の問題が複数起こっていることを知り、またAppleのサポートフォーラムでも他にも同じようにiPhone 6sのホームボタンが熱くなりすぎるというクレームがあることを発見したという。

この問題が発生したのが最初にニュースになっていたのは去年の10月頃、iPhone 6s/6s Plusがリリースされて1ヶ月ほどのことだ。既に半年以上の時間が経っているが、Appleはこの問題について公式には認めておらず、ソフトウェアアップデートでもこの問題の修正を行っていない。そのためこれはハードウェアに起因する問題の可能性があり、ある人はこの問題はiPhone 6s/6s Plusで導入された第二世代Touch IDの部品に問題があるのではないかと推測している。

iPhone 6s/6s Plusをお持ちの方で、このような現象が起こった方はいらっしゃるだろうか?私自身のiPhone 6s Plusでは今のところそのような現象は発生しておらず、私の周辺のiPhone 6sユーザにも、今のところこの問題に該当する端末にあたった人はいないようだ。

いずれにせよ、問題が起こった場合は電源の再起動、或いは強制リセットをして、それでも直らない場合は可及的速やかにApple Storeのジーニアスバーに持ち込むのがいいと思われる。現実に発生している問題についてはAppleはかなり真摯に対応してくれるし、その後の問題の解決に役に立つと思われるからだ。もし条件がない場合はAppleサポートフォーラムに書き込んだ方がいいかもしれない。件数が多くなればAppleも対応を検討するためだ。

Apple Watchから発火したことから部屋が火事になったという事件も最近起こっているため、過度な熱の発生はバッテリーを搭載しているデバイスとしてはどうしても避けてもらいたいところだ。iPhoneのバッテリーはリチウムイオンバッテリーのため、過度な加熱や圧迫によって発火の危険性があるのは周知の事実だ。

記事は以上。

(記事情報元:BGRReddit, Apple Support Forum

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