小米WiFiリピーターPro vs 小米WiFi PLCルータ(電力猫)、その結果は。。?

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かつてはAppleのパクリと罵られた中国のスマホメーカー小米(シャオミ、xiaomi)ですが、今やスマホ以外にもあらゆる便利スマート家電を販売していて、もう殆どスマホメーカーというより家電メーカーのようになっています。もはやAppleのパクリどころか、中国では広く家庭内に入り込んでいる、日本でいえばソニーとか松下とか日立とか東芝とか、というような家電メーカーになっています(白物家電はないですが)。

そんなわけで普段自宅でかなりの数の小米製品を家電として使用している私です。例えば、浄水器・湯沸かし器・炊飯器・ルンバのようなロボット掃除機。。これらみんな小米です。それらを1つの小米公式アプリで管理できるのだから素晴らしい。

浄水器についてはブログでレビュー記事も書いています。

またかつては2輪コミューター(Ninebot mini)にも乗っていました(その後パンクして乗らなくなりました。。笑)。かなり前ですが記事にもしていますので、ご参照あれ。

USB to Lightningケーブルなんかも、MFi認証取得ケーブルが安く買えるのでお世話になってます。

さて、私は自宅のネット環境も小米に頼っています。メインのルータはプロバイダの中国電信(China Telecom)がキャンペーンでただでくれたTP-LINKのものですが、実はそこから当ブログで提供している1coin VPNのShadowSocksによるVPN設定を埋め込んだ無線ルータを出していて、小米のものを使っています。しかし問題は、そのルータから私が普段仕事をしている部屋まで距離がある上に間に別の寝室を挟んでいて大きな壁が少なくとも2枚あり、電波が弱くなっています。

そんなわけで、何とか電波を増幅できないか?ということで、以前までは小型の小米リピーター(中国語:小米WiFi放大器)を使っていました。いわゆる、Wi-Fi電波増幅器です。USBタイプなので、Macに挿して使うこともでき、持ち運ぶこともできるので出先のホテルで電波が弱いときなど結構重宝していました。

xiaomi-repeater
小米リピーター(無印)

しかしこれ、小さいだけあってよく止まるんです。通常では青いランプなのですが、気がつくといつの間にか黄色いランプが点滅していて繋がらなくなることが最近特に頻繁に起こるようになってきました。というわけで、買い替えを検討したのですが、候補が2種類ありました。もちろん、小米縛りです!笑

1つは、上記の小米リピーターの上位版の「小米リピーターPro(小米WiFi放大器Pro)」。電源コンセント直挿しタイプで、放熱性もよさそうだし、何より上の平べったい奴より強そうじゃないですか?角も生えてるし(違

これで69元(約1,140円)です。さすが小米、安い!発売当初は79元(約1,300円)だったので、10元値下げしてますね。それでも安い!

xiaomi_WiFifdqPro_01

そしてもう1つは、いわゆるPLCルータ、電力線を通して通信を行うルータ、小米PLC電力線ルータ(小米WiFi電力猫)です。中国語を知らない人がこの中国語を見ると、え、電力猫。。。でんりょくねこぉ!?って思ってしまいますよね。猫は中国語の発音がmaoで、モデムのことを挿すんです(口語。書き言葉は”调制协调器”という面倒な感じです)。が、小米WiFi電力猫には名前通りのモデム機能はなく、あくまでルータ機能に絞ったものになります。

この親機と子機の1つずつのセットで、249元(約4,100円)でした。

xiaomi-PLC-Wi-Fi-router

というわけで、両方買ってみました!(ぇ

どんだけ小米好きなんだよって話ですよね。

まずは、小米WiFiリピーターPro(小米WiFi放大器Pro)から。

xiaomi-repeater-pro
小米リピーターPro(小米WiFi放大器Pro)

設定は簡単です。

  • iOSにもAndroidにもあるMi Home(米家)というアプリをスマホでダウンロード
  • デバイスに小米WiFiリピーターProを追加
  • リピーターを接続したいWi-FiルータのSSIDを選んでパスワードを入力(これでリピーターに設定が保存される)
  • スマホをリピーターにWi-Fi接続
  • あとは勝手に設定が終了

これで、Wi-FiルータのSSID+”_plus”というSSIDが発行され、接続できるようになります。

ちなみにこの小米リピーターは無印もProもどちらも5GHz帯には対応しておらず、2.4GHz帯のみとなっています。それがちょっと不満。

5GHzの速いネットも使いたいよ、となれば、やはりもう1つの小米PLC電力線ルータ(小米WiFi電力猫)しか選択肢はありません。いや、ルータをもう1つ買ってリピーターにしてもいいんですが、かさばりますよね。

この小米PLC電力線ルータ、実にコンパクトな作りです。しかも、子機は上の小米WiFiリピーターProと全く同じデザインとサイズで、色が白なだけです。親機はアンテナさえありません。1つ下の写真で言うと、左が親機で右が子機です。子機の方が、角が生えてて偉そうですけど(そこ?

xiaomi-power-router_box

xiaomi-power-router

こちらも接続と設定は簡単です。

  • 大元のルータのLANポートから、LANケーブルを出して、親機に接続。
  • 親機を電源コンセントに挿す(できれば、電源タップは使わず直接壁に直挿しがよい、と書いてました)
  • 子機を使いたい場所の電源コンセントに挿す(以上と同様の条件)
  • あとはMi Homeアプリで電力猫を追加するだけで勝手に読み込み、接続開始

のはずで、実際に取り付けてみた!!のですが。。

これが、うまく繋がらない。時々繋がっても、ともかくよく途切れる。。本当によく途切れます。これは自宅の電力線の問題の可能性が大なのですが、ともかく自分の家では正直実用レベルではありませんでした。。

というわけで、小米WiFiリピーターPro vs 小米WiFi PLCルータ(電力猫)の勝負の結果は、、

小米WiFiリピーターProの勝ち

でした!

小米は7日間クーリングオフ制度があるので、早速小米WiFi PLCルータを返品しました。その日のうちに、宅配便が取りに来ましたよ。すごい!

今のところ、小米WiFiリピーターProは2日ほど使っていますが、一度も落ちたり中断することなく、問題なく使えています。買ってよかった!ご購入は、小米公式アプリの小米商城にて!

記事は以上です。

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