【底値599ドルは過去のものに】Apple、新型Mac mini(M6/M5 Pro)とMac Studio(M5 Max/Ultra)をイベントなしで発表。日本は149,800円から

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9月のiPhoneイベントを待たずに、Appleが【新型Mac mini】と【新型Mac Studio】をプレスリリースでいきなり発表しました。Mac miniはM6とM5 Pro、Mac StudioはM5 MaxとM5 Ultraという構成で、どちらも予約受付が始まっており、発売は9月22日です。M6はApple初の2nm世代チップ。そして地味に大きいのが値段です。Mac miniの入口が、599ドルから899ドルへ上がりました。
小さな平たい四角の筐体と、背の高い四角の筐体が並ぶ様子(イメージ)

平たい方がmini、背の高い方がStudio。今回はどちらも中身が入れ替わりました。画像はイメージです。

新型Mac miniの中身

  • M6 … 12コアCPU+12コアGPU。Apple初の2つのNeural Engineを積み、AI性能はM4世代の最大4倍をうたう。メモリは最大32GB
  • M5 Pro … 15コアCPU/16コアGPUと、18コアCPU/20コアGPUの2構成。メモリ最大64GB、ストレージ最大8TB。Thunderbolt 5対応
  • 全機種でWi-Fi 7とBluetooth 6に更新。前面USB-Cとヘッドホン端子は継続
  • 筐体は現行と同じ。色はシルバーのみ

気になる価格を、今日(2026年8月26日)時点のApple公式サイトで3ヶ国分確認しました。

Mac mini米国中国本土日本M6(256GB)899ドル6,999元149,800円M5 Pro(15C/16G)1,699ドル12,999元299,800円M5 Pro(18C/20G)1,899ドル14,499元335,800円

下位が消えて、底値が3割上がった形です。前世代のM4 Mac miniは599ドル・日本では94,800円から買えました。それが899ドル・149,800円から。しかも据え置かれた256GBストレージで、です。メモリ高騰で出荷計画を絞る状況を先日お伝えしましたが、値付けにもはっきり跳ね返ってきました。

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Mac Studioは「化け物」の域へ

一方のMac Studioは、順当を通り越して常軌を逸した仕様になっています。

  • M5 Ultra … 最大36コアCPU+最大80コアGPU。2つのM5 Maxを新世代UltraFusionで結合し、ダイ間の帯域は4.4TB/s超
  • ユニファイドメモリは最大512GB、帯域1.2TB/s。ローカルでの大規模AIモデル運用を正面から狙う構成
  • M5 Max構成は18コアCPU+最大40コアGPU、メモリ最大128GB
  • Thunderbolt 5、最大8画面出力、複数台のクラスタ接続にも対応
  • 512GBメモリのM5 Ultra構成だけは10月下旬発売。米国では1万ドルを大きく超えるとみられる

512GBのユニファイドメモリというのは、もはや小さなAIサーバーです。クラウドに月額を払い続けたくない開発者や研究室に、「電源を入れれば動くAI計算機」を売る。Mac Studioの役割がはっきり変わってきました。

発表の仕方にも意味がある

今回、AppleはこれをiPhoneイベントの2週間前に、プレスリリースだけで出しました。9月9日とみられるイベントの主役はiPhone 18 Proと折りたたみで、Macの席はない。ならば先に出して、イベントの尺を全部iPhoneに使うという判断でしょう。今年はこの後もタッチ対応のMacBook Ultra、M6のiMacと、Macの発表が続く見込みです。

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買いか、待ちか

Mac miniのM6モデルは、値上げを飲めるなら文句のない普段使い機です。2つのNeural Engineは今後のSiri AIやローカルAI処理で効いてくるはずで、値段の上がり方に見合う中身はあります。ただし256GBのストレージは今どき心もとないので、実際の出費は表の数字より上に見ておくべきです。

一方、日本の149,800円という値付けは、円安を考慮してもかなり強気です。米国の899ドルに対して1ドル167円換算。中国の6,999元も約2割の上乗せです。どの国で買っても「デスクトップMacは安い買い物」の時代は終わった。それが今回の発表のいちばん率直な要約だと思います。

個人的には、動画編集などの超高出力処理でもしない限り、そこまで性能の良いデスクトップは必要ない気がしています。AIはClaude CodeやChatGPT Codexなどのサーバ上で実行する形にして、外部VPSに置くのがよいのではないかと思います。もちろん、プライバシーやセキュリティに配慮する必要がありますが。

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumorsMacRumors、価格は各国のApple公式サイトで確認)

※記事中の画像はイメージです。実機の写真ではありません。

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